日曜日朝の善福寺公園は小雨が降ったりやんだり。蒸し暑い感じ。
公園に、サンコウチョウやキビタキ、センダイムシクイ、メボソムシクイなんかがきているというので、このところ早朝からカメラマンが多い。
公園に着くなり、咲き始めたヒガンバナが目に飛び込んできた。
草むらにオンブバッタ。
近づくと逃げていくが、ひっくり返ってもオスはシッカとメスの背中に乗って離れない。
その執念に感服。
けさのカワセミは上池の真ん中あたりにオスの若造が1羽。
きのうバトルしてた相手はどうしただろうか。
下池にまわると、一回り小さいホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)がエサをねらっていた。
けさもきのうに続きアオゲラの声。
太い幹をのぼっているところだった。
上池に戻ると、池のほとりにはイトトンボ。
アシタバの花の上に、きのうはハナムグリがいたが、けさはオンブバッタ。
上に乗ってるちっちゃいオスのほうがエバッてる感じ。
近づいてよーく見ると、上に乗っててラクチンなのか、メスを自分のものにできてシアワセなのか、寄り目の顔におちょぼ口で「ポッ」といってるみたい。
オブバッタのすぐ近くでぶら下がっているのは・・・?
カマキリだった。
たぶんエサが近づいてくるのを死んだふりして待ってるのだろうが、それにしてもダラ~ンとしている。
そこで思い出した「祇園小唄」の一節、「だらりの帯よ~♪」(古いっ)
ゼンプクジアザミの花の蜜をセセリチョウが長い口吻をのばして吸っていた。
善福寺(東京女子大学構内)で発見された新種というのでゼンプクジアザミ。
白いヒガンバナも咲き出していた。
やがて公園はいたるところで赤と白のヒガンバナを楽しめるようになるだろう。