金曜日朝の善福寺公園は始め小雨。やがてやむ。
カワセミが善福寺川の水源あたりでエサをねらっていたが、やがて川のほうへ飛んで行った。
小さな小さなセマダラコガネ。雨に濡れても水滴がぷっくり。
表皮は脂成分が含まれているので撥水度が高いのだろう。
体長は1㎝もないが、先端が3つに分かれた触角をアンテナのように広げていた。
カマキリが「シェー」のポーズ。
(注・シェーとは、赤塚不二夫の「おそ松くん」で登場人物のイヤミが行うギャグのこと)
雨に濡れた体を掃除しているところみたい。
羽化したばかりのセミも雨宿り。
ベッコウハガネも雨宿り。翅の白い部分が透けて見える。
なぜかシジミチョウは雨でも平気。
池を1州していたら、さっきとは別のカワセミ。
場所を移動してエサねらい。
小さいけどスッキリとした形のガ。
キシタホソバ、あるいはキマエホソバだろうか。
翅は灰色で、縁に淡黄色線があるホソバガの仲間。
幼虫は地衣類、つまり藻類と共生している菌類を食べて育つという。
そういえばきのう、下池のヨシの中からウグイスの「チャッチャッ」という地鳴きが聞こえ、一瞬だけ姿を見せて、すぐ中に隠れてしまった。
地鳴きというと冬によく聞くが、夏に聞くのは初めて。
ホーホケキョも地鳴きもオスが鳴くから、相手を求めているというより縄張りを主張しているのだろうか。