善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

とまっているよ 枝の先

火曜日朝の善福寺公園は曇り。涼しい朝、と思って池をめぐっていると、にわかの雨。木の下でしばらく雨宿りしてたら、やがてやんでくれた。

小雨降る公園を雨宿りしながらながめるのもなかなかいいものだ。

 

上池では、カワセミのオスのブンジ(B2)くんかな。

しきりにキョロキョロしている。

 

下池をめぐっていると、池のほとりで、羽化して間もないのだろう、アカボシゴマダラらしいのがジッとしていた。

翅が乾くのを待っているのか、そばに脱け殻があった。

 

カワセミのオスのようだが、きのう見た若造とはちょっと違う感じがする。

ひょっとして、以前からこのへんをテリトリーにしている三郎くんか?

「まだ若造には負けないぞ」というので飛んできたのか。

 

葉っぱの上にいたのはサツマノミダマシか。

それとも近縁のワキグロサツマノミダマシ

夜行性で夜間に網を張って虫を捕食するが、日中は網を畳んで葉上で休んでいるという。

雨にぬれた葉っぱの上は意外と気持ちいいのかも。

 

再び上池に戻ると、善福寺で見つかった新種のアザミ、ゼンプクジアザミ。

公園近くの東京女子大学のキャンパス内で2016年に発見された。

 

枝の先にシオカラトンボがとまっていた。

「とまっているよ 竿の先」と、三木露風作詩、山田耕筰作曲の童謡で歌われているのは「赤とんぼ」だが。