善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

今シーズン初のジョウビタキ

金曜日朝の善福寺公園は快晴。けさも今冬一番の寒さ。

公園の花壇では霜が降りていた。

 

上池の端のほうには三郎らしきオスのカワセミ

 

下池に向かって歩いていると、2羽のヒヨドリが仲良く鳴いていた。

冬の善福寺公園はあちらこちらでヒヨドリが群れて、鳴いている。

 

下池をめぐっていると、カワセミが鳴きながら飛んできてとまった。

新参者の若いカワセミで、文太と呼ばれるオスのようだ。

以前はこのあたりに六兵衛というやはり若造のカワセミがいたが、いつの間にか入れ代わっている。

六兵衛はドテ座りが特徴だったが、開けたところで堂々ととまっていた。

しかし、なぜか文太は木陰に隠れるようにしてエサ獲りをしている。

目撃者の話だと、この池の“先住民”であるサクラにつっつかれたことがあるという。

カワセミは繁殖期以外は単独行動をしていて、自分の縄張りを持っている。

先輩のサクラの縄張りに侵入したのをとがめられて、以来、サクラに隠れていじけた?暮らしをしているのだろうか。

 

オオバンが2羽でエサをついばんでいた。

いつもひとりぽっちみたいだったが、しっかり彼女(あるいは彼氏)をゲットできたのかな?

 

池の端では、サクラがエサをねらっていた。

場所を変えて、高い位置から。

サクラは、オスの小四郎には寛容なんだが・・・。

もうすでに夫婦の約束でもしてるのかな?

 

池の水が善福寺川に落ちるあたりでは、ハクセキレイが2羽でやってきていた。

ハクセキレイのかわいいポーズ。

 

上池にもどると、さきほどの三郎が別の場所にいて、自分のテリトリーを守っている。

 

帰り道、公園近くのシダレヤナギにジョウビタキのメスがとまっていた。

今シーズン初のお目もじ。

繁殖期はシベリアや中国北部ですごし、冬になると日本にやってくる。

オスは頭が銀髪に見えるのでおじいさんを意味する「尉(じょう)」に、尾羽を振り下ろしながら「カッ、カッ」と鳴く声が火打ち石を打つ音に聞こえるというので「火焚(ひたき)」で、ジョウビタキ

メスは地味な色合いだが、オス・メスともに翼にある白い斑点も特徴のひとつで、着物の紋に見たててモンツキドリとも呼ばれる。

今シーズンはすでに公園でも飛んでいるところを見たが、はっきり見たのはけさが初めて。

すぐにいなくなっちゃったけど、あしたも会えるかな?