善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+オニオン・グラタン・スープ

エノテカの赤ワイン6本シリーズ第4弾の4本目は、フランス・ボルドーの「シャトー・オー・モンデン(CH.HAUT MONDAIN2011」。
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何でもフランスのワインコンクールで金賞を受賞したワインだそうで、証拠のラベルが貼ってあった。メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンが半分ずつブレンドされ、「バニラやトーストの甘い香りを持ち、ふくよかなワイン」だとか。

言われてみればそんな味が・・・。

きのうはあまりにも寒いので、こりゃ体の中からあたためないとイカンと、ワインに合わせてオニオン・グラタン・スープをつくる。

といっても、タマネギをバターで炒めてつくる脂っこいものではない。
今は亡き丸元淑生氏のレシピで、魚のアラと野菜(セロリの葉とかの葉っぱ類)からとったスープをもとにつくる(野菜を煮出すとき泡立てた卵白を加える)。

このスープに薄切りのタマネギをどっさり加え(このときレシピではパプリカを入れるが、特になくてもいいかなと省略)、タマネギが煮とろかけたところで塩で調味。

キャセロールにスープを注いで、パンやチーズを加えてオーブンで加熱(200度10~15分)して出来上がり。
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魚のアラや野菜、それにタマネギから十分に味が出るから、調味料はひとつまみの塩のみ(それにチーズの塩味)。
おいしくいただきました。

ところで、きのうワイン飲みながら見たのは、昼間BSで放送され録画しておいた『シンシナティ・キッド』。
主演はスティーヴ・マックィーン
スタッド・ポーカーの名手であるギャンブラーのキッド(マックィーン)の物語。
彼の暮らすニューオリンズに、この世界の頂点に君臨する“ザ・マン”ことランシー(エドワード・G・ロビンソン)が訪れ、キッドは一世一代の勝負に出る。結末は・・・。
最初と最後に出てくる靴磨きの少年とキッドのコイン投げの賭けが暗示的だった。
エンディングに流れるレイ・チャールズの「The Cincinnati Kid」が切なくてかっこいい。