善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

擬態するガ オオスカシバ

3連休の初日。朝、善福寺公園まで散歩しようと家を出て、近所のマンションの植栽(ハナゾノツクバネウツギ)の前を通りかかると、花から花へと、羽を振るわせホバリングしている虫を見つける。
最初、ハチかと思った。しかし、黄緑色をしていて、胴体が太い。ハチならくびれているはずだからハチではない。 だが、羽は透明でチョウとも違う感じ。
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帰って調べたら、なんとガとわかった。
羽が透明だというのでスカシバの一種で、オオスカシバ(大透翅、学名Cephonodes hylas)。チョウ目スズメガ科に属する。ゼンマイのように丸まった口はいかにもチョウの仲間だ。

つまりスカシバはハチに似た飛び方をして、それでホンモノのハチが来ても仲間だと錯覚させる作戦なのだろう。つまり「擬態するガ」というわけだ。
にしても、いろんな虫がいるもんだ。
にしても、世の中は知らないことだらけで、いくつになっても発見はあるものだ。

公園のヒガンバナはまだまだ咲いている。近づいてみるとシベの先端の黄色い花粉が印象的だ。
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帰宅すると、遅く植えたアサガオが小さいけれどたくさん花をつけていて、数えたら40輪ほどもあった。
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