善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「ゲゲゲの女房」と昭和の風景

土曜日の善福寺公園は、薄曇り。しかし、日差しは朝から強い。
上池のスイレンも白い花を咲かせ始めた。近くでゴイサギが2羽、エサをねらっている。
下池では、カルガモがじゃれあい、バンは親鳥?のみ1羽。ウシガエルが盛んに鳴いている。

今朝は「ゲゲゲの女房」を見てから散歩。
いつもテレビのドラマなど見ないのに、なぜかこのごろ気になって見るようになったのはなぜだろう、と考えたら、ようやく思い当たった。

ゲゲゲの女房」に描かれているのは、懐かしい昭和の風景なのだ。それも、おそらく昭和30年代から40年代にかけての、とりわけ懐かしいころの話だ。
このところの「ゲゲゲの女房」では、「紙芝居」とか「貸本屋」が登場しているが、まさにあの時代の子どもたちが親しんだものだ。

子どものころ、本(といってもマンガ本)を買うなんてとんでもない話で、たいがいが貸本屋で借りた。「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー」も創刊のころから読んでいるが、自分で買って読むなんてめったになく、たいがいが誰かが買ったのをまわし読みしていた。
貸本マンガで思い出すのは、辰巳ヨシヒロ佐藤まさあき永島慎二・・・。水木しげるの「鬼太郎夜話」が載っている「月刊ガロ」も、貸本屋で借りたんではなかったか。

そういえば、ドラマの中で同じように「売れないマンガ家」として、丸いメガネの戌井慎二(梶原善)という人物が登場するが、モデルは永島慎二だろうか。(ちなみ梶原善という人、「ラヂオの時間」とか「ザ・マジンクアワー」でいい役していた。今回もいいねー)
すると、マンガ出版社の社長として登場する深沢洋一(村上弘明)とは、ガロ編集長の長井勝一に違いない。
はたして来週は・・・?