善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「冒険者たち」

スペイン・カタルーニャの赤ワイン「サングレ・デ・トロ・テンプラニーリョ(SANGREDE TORO TEMPRANILLO2017 
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この日デビューのツマミはトウモロコシと枝豆のかき揚げ。

スペインのバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上という長い歴史を持つワイナリー、トーレスのワイン。
 
スペインの伝統品種テンプラニーリョ100%のワインだが、このテンプラニーリョは日本の「天ぷら」の語源になったといわれている。
テンプラニーリョは早熟品種で、「早い」を意味することから、調理時間が短い、つまり早くできる油で揚げる料理を「テンプ~ラ」と呼ぶようになったんだとか。
漢字の「天麩羅」は当て字。
 
しかし、早熟の感じはなく、やさしい味で飲みやすいワイン。
 
ワインの友で見たのはNHKBSで放送していたフランス映画「冒険者たち」。
 
1967年の作品。原題は「LES AVENTURIERS」。
監督ロベール・アンリコ、出演アラン・ドロン、リノ・バンチュラ、ジョアンナ・シムカスほか。
 
画期的な新型レーシングエンジンの開発にひとり取り組む中年の自動車技師ローラン(リノ・バンチェラ)と、その友人で若くハンサムなパイロットのマヌー(アラン・ドロン)、そしてローランの工場に材料探しにやってきた駆け出しの前衛彫刻家レティシアジョアンナ・シムカス)。
それぞれに夢を持った3人。しかし、マヌーは凱旋門をくぐり抜ける低空飛行に挑戦して免許停止をくらい、ローランの新エンジンの試運転も失敗。レティシアの個展は酷評され、挫折した3人は、莫大な財宝を積んだままコンゴ沖に沈んだ飛行機を見つけ出そうとコンゴへの海へ出かける。
海上3人きりの毎日、無邪気にはしゃぐ3人の間にはいつしか友情が芽生えるが・・・。
 
基本的に悪人は出てこない、青春映画というか男女3人の友情物語。
あのころ(今から50年前)は映画も純真だったなー。