連休2日目の30日は「都市楽師プロジェクト」主催の「名橋たちの音を聴く」神田川編に行く。
JR秋葉原駅近くの神田川「和泉橋防災船着場」発着の船に乗り、ナマの音楽と解説を聴きながら和泉橋、鉄道橋、万世橋、昌平橋、聖橋の橋をくぐりながら“船上の音遊び”。
午後1時出航の便に乗る。定員は30人ほど。
JR秋葉原駅近くの神田川「和泉橋防災船着場」発着の船に乗り、ナマの音楽と解説を聴きながら和泉橋、鉄道橋、万世橋、昌平橋、聖橋の橋をくぐりながら“船上の音遊び”。
午後1時出航の便に乗る。定員は30人ほど。
出演は、笠原雅仁(声楽家・コルネット奏者・リュート奏者)、辻康介 (声楽家)、鷲野宏(まちの解説/都市楽師プロジェクト主宰)の3氏。
今回の“船上音楽会”の趣旨は、ヴェネツィアの運河と江戸の掘割・・・ルネッサンスからバロックにかけて小舟のうえで奏でられたであろう音楽・・・江戸の掘割に架かる名橋たちに響く「ヴェネツィアの音楽」とまちの音との混合を感じ、頭上を飛び交う鉄道・道路交通網の発達を見上げ、今はなき煉瓦造りの「万世橋駅」に思いを馳せる。音をきっかけにまちのかたちと歴史を味わう非日常の「船上の音遊び」。(パンフより)
今回の“船上音楽会”の趣旨は、ヴェネツィアの運河と江戸の掘割・・・ルネッサンスからバロックにかけて小舟のうえで奏でられたであろう音楽・・・江戸の掘割に架かる名橋たちに響く「ヴェネツィアの音楽」とまちの音との混合を感じ、頭上を飛び交う鉄道・道路交通網の発達を見上げ、今はなき煉瓦造りの「万世橋駅」に思いを馳せる。音をきっかけにまちのかたちと歴史を味わう非日常の「船上の音遊び」。(パンフより)
船を神田川に漕ぎ出してみると、意外と川の上は静かで、辻さんの歌と笠原さんのリュートやコルネットの演奏が、クリアに、耳に心地よく聞こえる。
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しかも、大空の下でと橋の下とでは明らかに響きが違う。
その強弱の変化がまたおもしろい。
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しかも、大空の下でと橋の下とでは明らかに響きが違う。
その強弱の変化がまたおもしろい。
聖橋のあたりでは、JR中央・総武線のお茶の水駅がすぐ上にあり、地下鉄丸ノ内線も唯一ここで電車が地上に姿を現し、橋梁の上を通過していく。
目を閉じてガタンゴトンという電車の音を聴くと、これもまた耳に心地よい。
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そこに発見があった。
コンサートホールの閉じられた空間ではなく、空に開かれた町の中で音楽を聴くと、人はいい音を聴く力を養うことができる。
人を運ぶ電車の音や駅のアナウンスなど役立つ音は耳に心地よいだけでなく、音楽とも調和して聞こえるのだ。
目を閉じてガタンゴトンという電車の音を聴くと、これもまた耳に心地よい。
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そこに発見があった。
コンサートホールの閉じられた空間ではなく、空に開かれた町の中で音楽を聴くと、人はいい音を聴く力を養うことができる。
人を運ぶ電車の音や駅のアナウンスなど役立つ音は耳に心地よいだけでなく、音楽とも調和して聞こえるのだ。
辻さんの歌もすばらしかったが、笠原さんの吹くコルネットの音が心に残った。
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吹き出し口の部分が曲がっていて、コルネットの語源の「角笛」に似ている。
あとで聞いたら、黒檀だったか硬い木が素材だという。それで金属音のような高い音が出るのだろうか。
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吹き出し口の部分が曲がっていて、コルネットの語源の「角笛」に似ている。
あとで聞いたら、黒檀だったか硬い木が素材だという。それで金属音のような高い音が出るのだろうか。
もうひとつ、毎回楽しみなのが鷲野さんの解説。
この人は「都市楽師プロジェクト」の主宰者で、建築や都市空間のあるべき姿を「橋」をキーワードにわかりやすく、そして熱く解説してくれるので、毎回勉強になる。
きのう印象に残ったのは、昔の人は橋を川の上から愛でるため、橋ゲタの裏側を美しくつくったのに、今の橋の無愛想な作りようは何だ!
この人は「都市楽師プロジェクト」の主宰者で、建築や都市空間のあるべき姿を「橋」をキーワードにわかりやすく、そして熱く解説してくれるので、毎回勉強になる。
きのう印象に残ったのは、昔の人は橋を川の上から愛でるため、橋ゲタの裏側を美しくつくったのに、今の橋の無愛想な作りようは何だ!
下船後は駅から歩いて数分のところにある「順順餃子房」でイッパイ。
焼き餃子に水餃子、蒸し餃子、それに1品300円のつまみ、豆苗炒めなどを次々注文。
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酒は生ビールのあと瓶出し紹興酒。ピッチャーで頼んだらたっぷり入れてくれた。
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焼き餃子に水餃子、蒸し餃子、それに1品300円のつまみ、豆苗炒めなどを次々注文。
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酒は生ビールのあと瓶出し紹興酒。ピッチャーで頼んだらたっぷり入れてくれた。
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