善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

房総・御殿山とタケノコ堀り

連休初日の29日は“健康ツアー”と称して仲間と千葉の山へ。
千葉の房総に別荘を持つ友人夫婦から「いらっしゃい」と誘われて出かけていく。

バスタ新宿から高速バスに乗り、東京湾アクアライン経由でハイウェイオアシス富楽里に向かう。
最近オープンしたばかりのバスタ新宿。初めて利用したが機能的で迷うことはなかった。
ただし、女子トイレが少なすぎるとの声あり。

連休初日とあって道路はやっぱり混んでいて、1時間遅れで富楽里着。そこから友人の車に乗せてもらい、本日めざす御殿山登山口まで送ってもらう。

御殿山は千葉県第3位の高さというが、火山のない千葉はどの山も低くて、御殿山の標高は364m。
千葉県立嶺岡山系自然公園の中にあり、伝説によれば、日本武尊が東征して安房地方を平定した際、この地を根城としたからと伝えられているんだとか。

ちょうど田植えの時期で、水田には水が張ってあり、日本は“水の国”だということを実感する。
カエルはゲコゲコと大合唱。ウグイスは終日鳴いていて、懐かしい里山の風景。
1日眺めていても飽きない感じがする。
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レンゲツツジが咲いていた。
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変わった花を発見。ウラシマソウというんだとか。
漢字で書くと浦島草。花の先端からヒモのようなのが伸びていて、浦島太郎が釣りをしているみたいというのでこの名がついたという。
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苔むした祠があった。
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御殿山は、途中、急坂もあって登りがいがある。でも、1時間も歩けば山頂に着くのでちょうどいい感じ。手すりなどもあって安心して登れる。
山頂には「房州低名山」の立て札。何もわざわざ「低」と書き入れなくても・・・。
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眺めはなかなかすばらしい。
内房、外房の両方が眺められ、内房からは遠く三浦半島、外房は太平洋を見渡せる。運がよければ富士山も顔を出すというが、あいにくかすんでいて見えなかった。
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昼食はJR新宿駅で買った駅弁。八戸駅の「こぼれイクラとろサーモンハラス焼き弁当」。
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山道を歩いていると、初めの植物にたくさん出会った。単に今まで見すごしていただけかもしれないが。
一緒に登ってくれた友人の奥さんが植物に詳しく、ガイドしていれたので大助かり。

ハルリンドウ(春竜胆)。
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ヤブレガサ
葉っぱの形が「破れ傘(やぶれがさ)」に似ているからこの名がついたというが、なるほどと納得。
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新緑の中の尾根歩きが楽しい。
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山道の途中に鎮座している大黒さまは石でできていて、高さ90㎝ある。
ここまで運ぶのは大変だったろう。
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イタドリの茎は水分が多くて水分補給にいいというので、ポキッと折って食べてみると、酸っぱい味がした。
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下山後は友人宅へ。庭に竹林があり、タケノコがニョキニョキ出ている。
タケノコ堀りをさせてもらい、堀りたてをいただいた。ウレシー。
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これでしばらくはタケノコ三昧だ。