善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

セミの季節がやってきた

月曜日朝の善福寺公園は快晴。朝からカッと照りつける日差しの強さと蒸し暑さ。

 

けさはチョウをよく見る。

地面におりて給水してるらしいアカボシゴマダラ。

上池のほとりをジャコウアゲハが飛んでいる。

優雅に舞うように飛ぶのがジャコウアゲハの特徴なんだが、けさはやけにせわしない。

翅が灰色なのでメスだろうか。

葉っぱにとまると腹部の赤っぽいのがよく分かる。

 

シオカラトンボがとまっていた。

 

カワセミがエサ探しに忙しそうだった。

どうやら今、上池では、今年一番子を産んだメスのヤエちゃんとオスのマルちゃんのカップルが、二番子に挑戦中らしい。

 

シオカラトンボが交尾中。

夏の強い日差しを浴びながらも、しっかり子づくりに励んでる。

 

枝の先にはウチワヤンマ。

 

上池を半周して下池に向かっていると、高いところからセミの声が聞こえる。

ニイニイゼミの脱け殻だ!

それも1つや2つじゃない。

見える範囲で少なくとも5、6個の脱け殻を見つけたから、今年もいよいよセミの季節到来。

夏のセミのトップバッター、ニイニイゼミがまず登場。

 

下池ではカワセミの鳴き声は聞こえたが姿はなし。

 

ふたたび上池に戻ると、アカトンボがツンとお尻を上げてとまっている。

アカトンボは日差しが強いとき、太陽に向けてお尻を高く上げるポーズをとる。

なぜそうするかというと、強い日差しを受ける面積を最小にして体温上昇を防ぐ暑さ対策だと考えられているという。

 

脱皮中のカメムシを発見。

カメムシは不完全変態という形で成長する。

つまり、チョウみたいに蛹の期間はなく、卵から孵化して1齢幼虫になり、5回くらい脱皮して成虫になるという。

とすると何回目かの脱皮の途中?

 

ミスジチョウが翅をパタパタさせながら給水中か。

 

葉っぱの陰に隠れていたのは、ノコギリカミキリかな?

触角がのこぎりの歯のようにギザギザになっている。

まさかあれで樹木をギコギコやるわけではないと思うが、一体何のためギザギザなの?