月曜日朝の善福寺公園は小雨。それほどの雨ではないので傘をさして出かける。
きょう19日は二十四節気の「雨水(うすい)」。
降る雪が雨へと変わり、水ぬるむころ。たしかに真冬の格好では暑い。
公園に着いて、まず見つけたのはハチジョウツグミ。
枝にとまって雨宿りかな?
上池をめぐっていると、ヤエちゃんらしいメスのカワセミ。
真下の水面に目を凝らしている。
下池に向かう途中では、けさもジョウビタキのオス。
鳥たちは、多少の雨は平気みたい。
それでも、アオジは葉っぱの下でジッとしていた。
鳥もいろいろ。
雨が降ろうと落葉の下のエサ探しに余念のないシロハラ。
もちろんお目当ては花の蜜。
花から花へ とまれよ 遊べ ♪
負けじとエナガは細い枝をつついている。
木の芽を食べるというより、木の芽に隠れている虫を探しているみたい。
こうしてみると、雨の日でも鳥たちは普通にエサをとって、普通に暮している。
もちろん鳥たちとて大雨では困るだろうが、多少の雨なら平気なようだし、エサとなる虫たちも濡れない場所に隠れているので、むしろ探しやすいかもしれない。
それに、そもそも鳥の羽は人間の皮膚以上に脂分が分泌されるようになっているようで、このため撥水性が高く、水をはじくことができる。
また、羽は重なり合っているので、稲わらなどで濡れないようにする人間の蓑と同じで、羽の重なり合いによって下の部分が濡れないようになっているらしい。
ちなみに鳥の羽には「風切羽」のほかに「雨覆羽」と呼ばれる部分があるが、これは雨とは関係なく、羽の表面を流れる空気を乱さないようにするための羽らしい。それでも、多少は雨対策にも役立っているかもしれない。