善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

気の早いベニバナトキワマンサク

木曜日朝の善福寺公園は曇り。風が冷たい。

きょう11日はわが家では鏡開き。お汁粉かなー?

 

けさも上池と下池をつなぐ小川(遅野井川)にはジョウビタキのオスやアオジがやってきていた。

アオジが地面におりて、落ちてる実を探している。

こうしてみると枯れ葉にも似た色合いで、動いてないときは風景の中に溶け込んでなかなか見つけられない。

落ちてる実をゲットしたところ。

すぐに藪の中へ消えていった。

 

下池をめぐっていると、ベニバナトキワマンサク(紅花常磐万作)が咲いていた。

中国が原産地で、マンサク科トキワマンサク属の常緑小高木。トキワマンサクの変種品種という。

本来は春に咲くが、毎年今ごろの寒い時期に咲いているのを見る。

リボンみたいな変わった花びらが特徴。

たくさん咲いているように見えるが、1つの花に4枚の花びらがあり、小さな花が寄り添って咲くのでたくさん咲いているように見える。

少ないエネルギーでたくさん咲いているように見せて、虫を呼び寄せようという作戦だろうか。

うーむ、なかなか知恵のある花だ。

 

上池に戻ると、久しく姿を見なかったオスのカワセミのマルちゃん。

いつもの“定位置”に戻っていて、少しずつ場所を変えながらエサをねらっていた。