善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

コゲラの赤い色の正体

水曜日朝の善福寺公園は快晴。気温は低いが、風はなく、次第に日差しがあたためてくれる。

 

上池を半周して下池へ。

池のほとりを小鳥の群れ。

けさもエナガと朝のごあいさつ。

 

ギーギーと声がして、コゲラが幹をつつきながらのぼっていく。

おやおや?頭に赤いものが・・・。

あとで帰って調べたら、あれはオスに特徴的な赤い羽毛の色だという。

コゲラはほとんど雌雄同色なので見分けるのが難しく、後頭部にある小さな赤い斑が見分けるポイントなのだとか。

ただし、ふだんはほかの羽に隠れて見えないことが多く、どんなときに見えるかというと諸説あるようだ。

ひとつは2~4月の求愛の時期、さらに興奮したり警戒したりして頭部の羽毛を逆立ててるとき、強い風に吹かれたときなども見えることがあるという。

けさは風はないし、繁殖期でもないから、獲物を探して興奮したためかもしれない。

いずれにしろ、めったに見られないので、ラッキーな朝だった。

やっぱり早起きは三文の徳だ。

 

するとほかのコゲラも姿を見せて、ほとんど至近距離のところでエサを漁っていた。

こちらもエサ探しで興奮しているようだが赤い斑点はなし。

とするとメスかな?

 

下池を1周して再び上池へ。残りを半周する。

池の淵の、葉っぱが繁ってるあたりにカワセミがいた。

まるでかくれんぼしてるみたい。

縄張りをめぐるバトルがまだ続いているようだ。

飛び立ったので探すと、ポールにとまって、上を気にしている。

 

さらに池をめぐっていると、また別のカワセミ

今年は紅葉が遅いらしく、まわりのモミジはまだ青々としている。

このカワセミも飛んで行って、朝日を浴びていた。

 

公園からの帰り道、シダレザクラの木にジョウビタキのメスとメジロがとまっていた。

ジョウビタキはすぐにいなくなって、メジロだけ残ってくれた。

この秋は毎日のようにメジロと出会う。

区立公園の前を通ったら、柿の木にもメジロがやってきた。

頭を突っ込んで実を食べている。

警戒しているのか、すぐに飛んで行ってしまったが、渋柿じゃなくて甘い柿だったのかな?