善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

お茶の花の蜜の味は?

月曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。夜中に降った雨もやんで、気温高く、湿度も高いのでムシムシするほど。

 

北の国からやってきたキンクロハジロホシハジロが相変わらずかたまっている。

キンクロハジロは数が増えたみたい。

眠ってるときも目は開けたまま。

 

離れたところで1羽だけいたのはホシハジロのメスかな?

 

下池にまわると、小さめのカモが泳いでいる。

コガモのメスのようだ。

シベリアあたりで繁殖し冬になると日本にやってくる冬鳥。

1羽だけだったが、仲間は?

 

アオサギが口を開けていた。

大きな口、こうしてみるとけっこう獰猛そう。

 

小鳥の群れが高いところで梢をめぐっている。

おや?コゲラが「気をつけ」してた。

 

下池を1周して再び上池へ。

ボールペンが落ちていて、その横にカタツムリ。

ボールペンと比べるとその小ささがわかる。

2㎝弱ぐらいの赤ちゃんカタツムリか。

ツノが出てないからお休み中かしら?

 

アシタバの茎でジッとしているのはカマキリ。

あったかい気温に誘われ、エサを求めて這い出してきたのか。

近づくと凛々しいお顔。

カマキリはだいたい8~9月ぐらいに成虫となり、相手を見つけて交尾し、メスは卵を産む。卵は越冬して翌年に孵化するが、メスの成虫は卵を産んだあと11月から12月ぐらんいまでは生きているものの、寒さが厳しくなり、エサとなる虫もいなくなると死んでいく運命にある。

ちなみにオスはというと、交尾の際にメスに食べられちゃうか、早々と寿命を迎えて死んでしまっている。

 

上池に戻ると、お茶の花に何匹ものホシホウジャクが訪れていた。

ホバリングしながら細長い口吻を伸ばして花の蜜を吸っている。

お茶の蜜は、渋くなくて甘いんだろうね。

 

近くでカワセミの鳴き声がするので探すと、葉っぱの陰にオスのカワセミ

脚が赤いから大人のカワセミのようだ。

遠くで別のカワセミの声がして、警戒しているのか身をかがめるポーズ。

近くに別のカワセミがいて、一瞬、ならんでとまったが、すぐに1羽は遠くに飛んでいった。

写真上の青い点のように見えるのが飛んで行ったカワセミです。

もう縄張り争いのケンカをするのはやめたのか?