善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

優雅な母と働く父

木曜日朝の善福寺公園は快晴。風は多少冷たいが、日差しは暖かい。

 

公園に着くと、上池のほとりにサクラらしいメスのカワセミ

まん丸の体をしていて、あまりエサ獲り中には見えない。

今、上池では、オスの文二とメスのサクラが生まれたばかりのヒナを育てている最中のはず。

うわさでは、文二はせっせとエサを巣に運んでいるが、サクラはそれほどやる気をみせてないという。

優雅な母?

 

池をめぐっていると、葉っぱの陰にいたのはゴイサギの幼鳥のようだ。羽に星のような白い斑点が散りばめてあるのでホシゴイと呼ばれる。

子どもなのに人相(鳥相?)悪そう。

 

目の前をツィーッとカワセミが飛んでいく。

細い枝にとまったのはオスの文二のようだ。

熱心にエサをねらっていた。

働く父。

 

下池をめぐっていると、イモムシが枝を移動中だった。

チョウかガの幼虫のようだが、かなり大きくて立派。

変身するとどんな美しい姿になるのだろう?

 

葉っぱの上にいたのは、きのうもこのあたりにいたハエトリグモだ。

網を張らずに徘徊して待ち伏せし、獲物を捕らえるクモ。

おや?何か捕まえている。

近づいてみると、幼虫をゲットしたようで目がランランとしている。

 

上池に戻ると、さっきの文二だろうか、目の前で小魚をゲット。

魚の頭を上にしてヒナに与える育雛給餌のポーズ。

素早く巣の方向に飛んでいった。

巣立ちはいつかな?

 

善福寺公園近くの区立公園のタイザンボク(泰山木)。

そろそろ咲くころかなと見上げたら、つぼみが膨らんでいた。