水曜日朝の善福寺公園は快晴。風も弱く暖かい。
きのうの春分の日は、天気もよくて公園で3年ぶりの花見を楽しんだ。
私が所属している地元のミニラジオ放送局「ラジオぱちぱち」のメンバーが集まって、ブルーシートを敷き、それぞれ一品持ち寄りでのサクラの下での宴会の、何て楽しいこと。
ちなみに「ラジオぱちぱち」は学童グラブの父母の有志によりスタートしたもので、来月4月で開局22周年を迎える。
さてけさの散歩は、公園に着くなりルリビタキと遭遇。
メスか、あるいは若いオスの可能性もあるが、まだ北に帰らずにいてくれたんだね。
足元ではツルニチニチソウが咲き出していた。
ヨーロッパ原産で、観賞用に栽培されたものが野生化したといわれる。
風車のような花の形が愛らしい。
上池では、遠くの方に文二らしきオスのカワセミ。
下池にまわると、ジョウビタキのメス。
ルリビタキ同様、まだ帰らずにいてくれた。
木の枝を転々としながら、地面におりてはエサを探していた。
下池を1周して再び上池へ。
茂みの中をいろんな鳥たちが行き交っている。
まず見つけたのがウグイス。
ほかの鳥たちと一緒だと、チャッチャッの地鳴きもしないで、ほかの鳥に紛れるように移動していく。
メジロも木の実を探していた。
アオジのオスがしきりに鳴いている。
そばにもう1羽、アオジがいた。恋の歌を歌っているのか。
続いて現れたのはさきほどのウグイスか。
「今から飛びます、飛びます」っていってるみたい。
首を伸ばした先には赤い実。
視線の先には・・・やっぱり赤い実。
まるで見惚れているようで、ウグイスは赤い実が大好き。
ムスカリが咲いていた。
一見するとブドウの房のように見えることから、ブドウヒアシンスの別名もあるという。
原産地は地中海沿岸から西アジアで、日本にやってきたのは比較的最近のようだ。
ムスカリの語源は甘い香りの麝香を意味するムスクからきていて、イラク北部にある約6万年前のネアンデルタール人の遺跡から、埋葬時にムスカリの花を手向けたと考えられる痕跡が発見されたことから、世界最古の献花といわれている。