成人の日の月曜日朝の善福寺公園は快晴。寒さはそれほどではない感じ。
公園に行く途中、上空にポッカリと月が出ていた。
満月は7日だったから、右側がちょっぴり欠けている。
公園に着くと、目の前でコゲラが幹をつつきながらエサを探していた。
いつも見るボサボサ頭の利かん坊ふうではなく、スッキリ頭の好男子(女子かも)ふう。
朝日をいっぱいに浴びて、ロウバイが鈴なりで咲いていた。
上池を半周して下池に向かう途中、遠くから3羽のシラサギが飛んできて、下池の上空をぐるっと旋回してそのまま上池方面に向かって行った。
どこかとまるところはないかと探して、結局、そのまま飛び去ったみたいだ。
写真には2羽しか写ってないが、脚先が黒いからダイサギだろうか。
下池をめぐっていると、サクラらしいメスのカワセミがとまっていた。
いつものお気に入りの場所より離れている。
さらに池をめぐっていると、さきほどのサクラらしいカワセミが池をぐるっとまわって先回りしていた。
結局、お気に入りの場所に戻ってきたみたいだった。
さらに池をめぐっていると、またまたシラサギが飛んできて、高い木の枝にとまった。
今度はソックスが黄色いからコサギのようだ。
しきりに首を伸ばしている。
伸ばした首の角度を変えて、カクッとくの字に曲げたポーズになった。
何て器用なコサギの首。
サギの場合、首の骨である頸椎(けいつい)の1個1個が長いので、首を前方へのばす筋力が効果的に骨に伝わって素早く伸ばすことができるという。
また、6番目の頸椎が短いため、S字に曲げたり首をコンパクトにまとめることができる。
カクッと曲げられるのもそのおかげか。
それにしても何であんな格好をしてるのか、まさか木の実を食べたいためでもなかろうとと見ていたら、やがてもう1羽のコサギが飛んできて近くにまった。
仲間を呼んでいたのだろうか?
下池を1周して再び上池に向かっていると、今度は小型の鳥の群れ。
すばしっこいエナガが一瞬だけ枝の向こうから顔を見せた。
メジロもいたが、お日さまに隠れてよくわからない。
上池では、けさも2羽のカワセミ。
テリトリーの境界線近くまで進出していたのは三郎か。
池の端のほうには、三郎が近くまできてるのを知ってか知らずか、このところよくいるお気に入りの枝に文二らしいオスのカワセミ。
その後、公園をあとにしたら、背後でカワセミの声が聞こえた。
三郎が近くにきたのを知った文二が、撃退しにいったのかもしれない。