金曜日朝の善福寺公園は晴れ。きのうよりはちょっぴりだけど寒さゆるむ。
上池にまたまた見慣れぬカモを発見。
先日見つけたメジロガモっぽいのとも違うし、アカハジロのメスに似てるんだけど、アカハジロは中国北東部やロシア東部で繁殖し、冬になると中国南部や東南アジアへ何かして越冬するものの日本にやってくることはまれ。
しかも、最近は世界的にも非常に数が少なくなっているというから、まさかとは思う。
ほかのカモも含めて、アカハジロは最も希少なカモの一種で、世界の総個体数はわずか250-1000羽と推定されているのだとか。
国際自然保護連合(IUCN)が作成したレッドリストでは最も危機的ランクが高い絶滅危惧ⅠA類に選定されている。
ただしけさ見たカモは、潜ってエサを探していたからアカハジロと同じ潜水性のカモという共通点はある。
また、単独でやってきてキンクロハジロやホシハジロの群れに紛れているというのも似ている。
もしアカハジロだったら“大発見”なんだが・・・。
ただし、この手のカモは雑種ということもあるので識別は難しそうだ。
池の端っこには三郎らしいカワセミのオス。
下池に向かう途中、上池と下池をつなぐ小川(遅野井川)にキセキレイがやってきていた。
お尻をフリフリしながら水辺を移動していった。
下池をめぐっていると、オオバンが毛繕い中。
首のあたりがかゆいのかな?
さらに池をめぐっていくと、いつものお気に入りの場所にサクラらしいメスのカワセミ。
のぞき込むようにしてエサをねらっていた。
ダイブして見事にエサをゲット。
獲物は小さかったのですぐ飲み込んじゃった。
近くには小四郎らしいオスのカワセミもいた。
どうもこの2羽、最近は一緒にいることが多い。
ふたたび上池に戻ると、池の端にいた三郎らいうカワセミはやはり同じところにいた。
離れたところにいたのが文二らしいカワセミ。
こちらはオス同士だからか、ちゃんと距離をとって、自分のテリトリーを守っているようだった。