木曜日朝の善福寺公園は曇り。雲が低く垂れ込めていて暗い。公園から帰るころには小雨がポツリポツリ。
上池では久しぶりに文二くんらしいオスのカワセミ。
池の反対側の端っこには三郎くんらしきオスのカワセミ。
1つの池で縄張りを争うことなく棲み分けができているようだ。
下池でもオスのカワセミ。
小四郎くんかな?
その後、川のほうから鳴きながらピューッと飛んできたカワセミがいたが、サクラか六兵衛か?
サンショウ(山椒)の木にはアゲハ(ナミアゲハ)の幼虫。
先日見つけたのよりはかなり小さい。
ナミアゲハは卵から孵化してから4回脱皮して、最終的には5齢幼虫になるという。
4齢までは鳥のフンみたいに黒っぽい体をしているが、5齢、つまり終齢幼虫になると緑色の体となり、頭の上に眼状紋と呼ばれる目玉模様を持つようになる。
とすると、終齢幼虫になってからさらにモリモリ葉っぱを食べて一気に大きくなり、やがてサナギになって羽化を待つのだろう。
下池を1周して上池に戻ると、見慣れない2羽のカモ。
頭が茶褐色で、上の方は褐色が濃い感じからヒドリガモのオスのようだ。
ヒドリガモはユーラシア大陸の北部に分布・繁殖し、日本には冬鳥としてやってくる。
和名のヒドリガモは頭部の羽色を緋色にたとえたことに由来するという。
つまり緋鳥(ひどり)ガモというわけだ。
秋が深まり虫はあまり姿を見せなくなって、冬鳥がやってくる季節になってきた。