金曜日の秋分の日朝の善福寺公園は小雨。雨が少し弱まるのを待って出かけていく。
上池をめぐっていると、いつも見るカルガモなどとは違う見慣れぬカモが4羽で固まっていた。
一足早く北の国からオナガガモがやってきたのか。それにしては早すぎる
いずれにしろ常駐組ではなく、どこからかやってきたみたいだ。
上池の端の、木陰の目立たないところにカワセミのオス。
三郎くんのようだが、エサをねらうのでもなくジッと動かないでいた。。
下池にまわると、小型の鳥が飛び交っている。
木を登っていって幹をつついているのはコゲラだ。
逆さになってエサ探し。
次はどの木に行こうかな~?
ピューッと飛び立っていった。
コゲラは飛ぶとき、最初は羽を閉じてまるで弾丸のように、大空にダイブするように飛んでいき、途中から羽を広げてる。
コゲラなどキツツキの羽は比較的短くて丸く、長距離飛行には適していないといわれる。コゲラのように小さいキツツキだとなおさら遠くに飛ぶのは大変だろう。
それで最初は羽を広げず、省エネ飛行しているのかな?
再び上池に戻ると、葉っぱの上のセセリチョウが頭に花粉をいっぱいつけていた。
フヨウの花の蜜を吸ったあとかな?
そばではゼンプクジアザミの蜜を吸うセセリチョウ。
きのうはキマダラカメムシの終齢幼虫を見たが、けさは成虫。
幼虫から成虫まで、脱皮するごとに体色が変化していく。
台湾から東南アジア原産の南方系の虫で、江戸時代に長崎の出島から進入し、全国に広がったといわれる。
アベリアの花を訪れていたのはホシホウジャク。
ハチに擬態したガの仲間で、ホバリングしながら蜜を吸っていた。
長い口吻を伸ばして、花の中に突っ込んでるのがよく分かる。