善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

強風下の生きものたち

火曜日朝の善福寺公園は曇り。台風が本州の東北あたりを横断中。風が強い。

 

公園に着くと、カマキリが金網に張りついている。

風が吹こうが、しっかり金網に脚をかけ、武器となるカマの部分は自由に使えるようになっている。さすが、獲物を待つ肉食ハンター。

 

下池をめぐっていると、池のほとりをピョンピョン跳ねるもの。オンブバッタだ。

 

すると葉っぱの裏にもバッタがいて、葉っぱをめくると翅をバタつかせて10mほど先に飛んでいった。

バッタは翅はあるものの飛ぶことはなく、後ろ脚でジャンプする程度と聞いたことがあるが、飛ぶバッタもいれば飛べないバッタもいるのだろうか。

トノサマバッタやイナゴなどは、数が増えると体に変化が起こり、長距離を飛行できるように翅が長くなるといわれる。

過剰になると、生きていくための必要性から離れたところへ飛行する能力を持つようになるのだろうか。

実際、テレビのニュースなどでもの凄い勢いで飛ぶイナゴの大軍を見たことがある。

オンブバッタも、やはり過剰になると飛行可能な翅を持つものがあらわれるのだろうか。

 

とまっているのはムギワラトンボか。

だいぶ赤っぽい色をしている。

 

葉っぱにとまったガは何というガか。

ヤマトカギバより少し大きめのガだ。

強い風が吹くと翅がヒラヒラするんだが、それでもがんばって、葉っぱに張りつくようにしてとまっている。

 

白いヒガンバナが群生していた。

 

強風の中でもカワセミがエサをねらっている。

小魚を見つけたのか、ダイブしたと思ったら見えなくなってしまった。

どこにいったかな?と探してたら、視線の先にアケビの実があった。

実がなっているのは5、6個はありそうで、やがて紫色を増していくだろう。