木曜日朝の善福寺公園は晴れ。はじめ雲が多く風も強かったが、次第に暖かくなる。
上池をめぐっていると、B2クンと見られるカワセミがサクラの木の下にいた。
下池にまわると、オスの三郎らしいのが飛んできて、背を高くして様子をうかがっている。
メスを探しているのだろうか。
さらに池をめぐっていると、今度はメスのカワセミ。
どうやら三郎はめでたくお相手を見つけたようだ。
お互いに盛んに鳴きあっていた。
もう北へ帰っちゃったかと思ったら、ツグミがミミズをゲットしていた。
枝に飛び移って、一緒に北へ帰る仲間を探しているのか。
再び上池に戻ると、カルガモが交尾中。
けっこう長い時間、オスはメスに乗っかっている。
オスの重さでメスは水面下に沈み込んじゃってる。
交尾が終わるとオスは何ごともなかったような顔をして去っていく。
あとに残ったメスは、アー清々したとばかりに羽をバタバタ。
冬のころにも交尾風景を見るが、あれは「疑似交尾」といって本番さながらの練習だという。繁殖期を迎えるまでにしっかり練習を繰り返し、いよいよけさが本番だったに違いない。
交尾後、つがいのオスとメスは栄巣地を探し、気に入った場所を見つけて巣作りに励む。つがいとしての行動はここまでで、メスが抱卵・育雛を行っている間はオスはおおむねオスだけの群れに行っちゃうんだとか。
ゴールデンウィークのころになれば、メス親がヒナを引き連れてお散歩する様子が見られるだろうか。
春の暖かさに誘われて、いろんな虫が飛んでいる。
アシブトハナアブだろうか。
胸部に縦筋があり、ももの部分が太い。花の蜜が好きなアブだ。
金属光沢が美しいのはキンバエかミドリキンバエか。
いつの間にか、ハナミズキが咲いていた。