善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

公園は花盛り

水曜日朝の善福寺公園は曇り。気温高めで、次第にポカポカしてくる。

 

公園は今、花盛り。

ムラサキケマンがあちこちに群生していて、花をつけている。f:id:macchi105:20220406092937j:plain

一緒に歩いていた人が「まるでケイマン諸島みたい」というので大笑い。

タックスヘブンのケイマン諸島にあやかって名づけたのか?というともちろん違う。

漢字で書くと「紫華鬘」。仏殿の内陣を飾る唐草や蓮華が透かし彫りされた「華鬘(けまん)」に花の姿が似ていることから名づけられたという。

一方、学名はギリシア語で「ヒバリ(雲雀)」を意味するのだとか。やっぱり花の形に由来しているという。

英名は和名と同じ「Murasaki‐keman」というから、日本から渡っていったのか。

 

その近くではヒメオドリコソウf:id:macchi105:20220406093003j:plain

明治の中ごろに日本に入ってきたヨーロッパ原産の帰化植物で、同じシソ科で日本在来の「オドリコソウ」と花の付き方などがよく似ていて、かつ小型であるというのでこの名ついたという。

ホトケノザとよく似ているが、ヒメオドリコソウの花は薄紫色を混ぜたような淡いピンク、ホトケノザの花は濃いピンク色をしていて、さらに違うのは葉の形で、ヒメオドリコソウはスペード形の葉を対生させるのに対し、ホトケノザは丸い座布団のような葉を茎の周りにぐるりと一周させるようについている。

 

ネモフィラも数を増やしていた。f:id:macchi105:20220406093052j:plain

 

上池の至近距離にオスのカワセミ。B2くんみたいだ。f:id:macchi105:20220406093119j:plain

メスのH子に貢ぎ物をするためにエサをねらっているのかな。f:id:macchi105:20220406093136j:plain

 

池をめぐっていると、今度はそのH子らしいメスのカワセミ

B2くんからのプレゼントを待っているのか、盛んに水浴びしては羽繕いしていた。f:id:macchi105:20220406093204j:plain

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レディーは身だしなみが大事。

 

上池のキンクロハジロはまだ北に帰らずにいる。f:id:macchi105:20220406093239j:plain

 

花が散り始めたソメイヨシノの木にはコゲラf:id:macchi105:20220406093302j:plain

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シジュウカラが顔を出した。f:id:macchi105:20220406093346j:plain

 

下池にまわると、オオバンとバンが、同じクイナの仲間で仲よしなのか、つかず離れずでエサをついばんでいた。f:id:macchi105:20220406093424j:plain

 

こちらも仲よしカップル?

白いスイセンと黄色いスイセンf:id:macchi105:20220406093458j:plain

 

久々にアオサギの姿。f:id:macchi105:20220406093519j:plain

 

こちらも久々、コサギf:id:macchi105:20220406093613j:plain

相変わらず脚をズリズリさせてエサを探している。

 

枯れ葉の上にいたテントウムシみっけ。f:id:macchi105:20220406093636j:plain

足音高く、公園の春。