日曜日朝の善福寺公園は曇り。冷たい風が吹く。
まず出迎えてくれたのはシロハラ。
けさの上池のカワセミは?
木陰で休んでいるのはオスのカワセミ。
池をめぐっていると盛んに鳴き交わす声が聞こえ、比較的近くにオスとメス。
しかし、けさもそれ以上距離は縮まらず、つかず離れず状態が続いている。
小川のほとりを歩いていると、藪の中をウグイスが移動していく。
するとその前を、じゃましにきたのか、シロハラが歩いていく。
おかげでウグイスの姿は見えなくなった。
下池のカワセミの巣作りはどうなった?
巣作りにチャレンジ中の巣穴は多少掘れているようだが、近くにカワセミの姿はなかった。
ふたたび上池に戻ると、藪の中からウグイスの声。
一瞬だけ姿を見せてくれた。
見上げるとメジロがエサ探し中。
さらにその上の枝にはコゲラ。
ウグイス、メジロ、コゲラを見つけたの公園前のバス停のすぐそば。
バスを待ちながら野鳥観察ができるのがこの公園のよさでもあろう。
ヒキガエルの卵も成長中。
まん丸だった卵が楕円形になっている。
細胞分裂が進んだ結果か。
カエルの発生は、受精卵が細胞分裂を繰り返して桑実胚→胞胚→原腸胚→神経胚→尾芽胚→幼生(オタマジャクシ)という過程で進行していくという。
2日に卵を見つけてから5日ぐらいたっている。
産卵から1週間ぐらいで孵化するというから、楕円形は神経胚になったぐらいだろうか。
あすはどこまで成長するか?
高校生物の発生の授業を実地で受けているみたいで、楽しくなる。
春は花の季節。
ハナニラも咲き出していた。