土曜日朝の善福寺公園は曇り。日差しがなく、空気は冷たい。
このところよく見る場所にけさもモズのメス。
少しずつ場所を移動しながらエサを探している。
気配を察したのか、こっちを向いて目が合ったところ。
横から見るとカワイイが、正面から見るとなかなか精悍な感じ。
やがていなくなっちゃった。
公園の紅梅が見ごろを迎えていた。
きょうは二十四節気の「雨水」。降る雪が雨に変わり、雪解けが始まるころ、とあるが、春はまだ遠い。
しかし、もはや春では?と思わせるのが、けさのカワセミ。
オスのカワセミがエサをねらっている。
そのそばまでメスがやってきていた。
オスの求愛を待っているのだろうか。
オスがエサをゲット!
メスにプレゼントする求愛行動をするかと思いきや、自分で飲み込んでしまった。
おいおい、せっかく目の前にメスがいるのに、色気より食い気か?
怒った?メスはすぐに飛び去っていった。
この2羽、積極的なのはメスのほうで(H子というらしい)、数日前から盛んにオスにモーションをかけている。
しかし、オスのほうは去年生まれたB2くんという若造で、まだ恋愛経験未熟ゆえかまるでその気をみせない。
けさもせっかくメスの目の前でゲットしたエサをあげずに自分で食べちゃうとは・・・。
まだ幼いということなのか?
池をめぐっていると、2羽が並んでとまっているが、互いの距離は縮まっていない。
そういえば去年の三郎くんも、B2くん同様、去年は生まれてまだ1歳で始めはなかなか求愛行動がうまくいかず、散歩する人たちから「まだウブねー」とか「エサとりがヘタ」とかいわれながらも、夏までの間に8羽の子どもをつくるまでになった。
やがて本格的な春がくれば、B2くんも一人前になるのだろうか。
離れたところに一人寂しい三郎くん。
去年の勢いはもはやないのか?
命短し恋せよ三郎、といいたいんだが。
下池を1周してふたたび上池に戻ると、三郎くんはいつもの池の端っこの位置に。
B2くんも1羽のみでメスの姿はなし。
池をめぐっていると、目の前をエナガの群れがエサをつっつきながら移動していく。
おかげでかわいいポーズを堪能できました。
これだから朝の散歩はやめられない。