土曜日朝の善福寺公園は快晴。寒さゆるむ。日差しも明るい。
上池をめぐっていると、満開のウメにメジロがやってきていた。
ウメにウグイスならぬ、ウメにメジロ。
クチバシを伸ばして蜜を吸おうとしている。
いつもいるあたりには文二らしいオスのカワセミ。
池をめぐっていると、文二のテリトリーに別のオスのカワセミ。
ハテ誰だろう?
池の反対側をテリトリーにしている三郎か、はたまた別の新参者がこっそりやってきたのか?
あとで善福寺公園のカワセミに詳しいカワセミウオッチャーに聞いたら、三郎ではないかという。
三郎は下池にも行ったりしているらしい。
下池に回ると、けさはカワセミの声がかしましくて、少なくとも3羽のカワセミが追いかけっこをしていた。
飛んできてとまったのはオスのカワセミらしいんだが、口のあたりが赤くなっている。
どうしたんだろう?
縄張りをめぐってケンカでもしたのか?
しきりに鳴いていて、そこへメスのサクラらしいのが飛んできたら素早く逃げて行った。
サクラは別の場所に移動。
すると、その近くにもオスのカワセミがいた。
そろそろ繁殖期。2羽のオスのどっちを選ぼうかと逡巡しているところだろうか。
池をめぐっていると、先ほどのオスのカワセミだろうか。
うんとこどっこいしょ。
まるで枝につかまって懸垂してるみたい。
さかさになって「次はどこ行こう?」
花の中にクチバシを差し込んで蜜をチューチュー。
花に囲まれ幸せそうだった。
さらに池をめぐっていると、再びサクラらしいメスのカワセミ。どうやらオスを追いかけるのはやめにして、ジッとエサをねらっていた。
すばやくダイブしてゴックン飲み込んだところ。
するとまた高い枝に飛び移って、次のエサをねらっていた。
おなかが空いては戦ができぬ、というわけか。
優しい顔をしているのはメスのようだ。
上池に戻ると、三郎らしいオスのカワセミ。
下池方面を凝視していた。