金曜日朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。けさは都心の気温が10℃以下。ときおり注ぐ日差しが暖かい。
けさのカワセミは、上池、下池ともに、声はすれども姿は見えず。
下池ではアオサギがきのうと同じようなところでエサをねらっていた。
見事、ゲット! よく見るとちっちゃい魚。
カワセミならご馳走だろうが、体の大きいアオサギでは食べた気がしないんじゃないかな。
すぐに飲み込んじゃった。
そばでカイツブリが水の上をスィーッ。
バンもせっせとエサを漁っていた。
花びらにとまっていたのはシロオビノメイガのようだ。
濃褐色に白い帯の入った翅を持つガ。
2本の触角の間から細長いストローのような口吻がのびている。このストローで蜜を吸うのだろう。
1㎝足らずの変わった虫を発見。
ケラに似ているが、それにしては小さいし、ケラはコオロギの仲間で翅があるはずだが、見当たらない。
ひょっとしてケラの幼虫だろうか。
幼虫は6㎜ぐらいで、6~8齢で成虫になる。黄褐色で全体に短い毛で覆われているというからたしかにそれらしい。
しかし、よく見ると触角が異常に長い(左のは途中で折れちゃってるが)。
帰って調べたら、カネタタキというバッタ目カネタタキ科の虫にも似ている。
こちらは鳴き声が鉦を叩く音に似ているというのでこの名がある。
体長約1㎝で、頭部に一対の長い触角があるという。
オスには翅があるがメスにはない。
とするとやはりカネタタキのメスだろうか。