きょうから6月、水曜日朝の善福寺公園は快晴。最初、空気がひんやりしていたが、次第に暑くなる。
おととい、きのうと留守にしてたので3日ぶりの公園1周。
翅がボロボロのオオミズアオ。
アゲハチョウほどもある大きなガ。全身が水色をしているのでその名がある。
成虫は1週間ぐらいの命しかないというが、それでもこんなに翅がまるで破れ傘みたいにボロボロになるとは、いろんな敵に遭遇したのだろうか。
上から見ると、黄色いフサフサのくし形の触角をしているからオスのようだ。
オオミズアオのメスはフェロモンでオスを呼び寄せることが知られていて、そのためオスの触角は遠くからでもメスのにおいを嗅ぎ取ろうと大きく発達している。
1週間という短い間に相手を見つけて交尾をすませ、やがて死んでいってしまうという。
もうほとんど交尾のためだけに生きているから、幼虫のときは葉っぱを食べたりしていても、成虫になると口は退化して食べることもできないという。
一瞬の命を生きるオスよ(いやメスも)!
カワセミはどうしたかというと、上池にメスのH子らしいのがいたが、4羽の幼鳥たちはやはり天敵(ツミか)にやられて全滅してしまったらしい。
そういえば、どこかさみしげな?母鳥。
下池にまわると、遠くでカワセミの声。
目撃者の話では、オスの三郎のようで、クチバシが泥まみれだったというから、巣作りに精を出しているようだ。
久しぶりに見るアオサギ。
池のほとりでは、夏の花、キョウチクトウが咲き出した。
ミスジチョウが、翅を閉じたり開いたりしていた。
朝日を浴びて、胸とおなかが虹色に輝いていた。