水曜日朝の善福寺公園は曇り。夜来の雨はやんだが、地面は濡れている。
けさの上池のカワセミは、1羽を確認。
下池にまわると、目の前で2羽のカワセミが追っかけっこ?していた。
とまったところを見ると、オスのようだが、まだ胸のあたりが黒い。若造のようだ。
池をめぐっていると、娘っ子のカワセミ。
さっき追っかけっこをしてたのはこの2羽かな?
さらに池をめぐっていると、大人のメスのようだが、母親か?
水面よりかなり高い枝にホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)。
あんなところからエサをねらえるのか?それとも休憩中か。
カルガモより一回り小さいカモを発見。
冬の使者、コガモが早くもやってきていた。
夏をシベリアあたりですごし、冬になると日本にやってくる。
オスは生殖期になると、メスへの求愛のためカラフルな色合いに変身し、笛のような声で鳴く。しかし、日本にやってきたときはメスと同様、茶色系で地味な細かい模様をしている。とするとこれはオスか、メスか?
カモの中では一番小型で、冬の渡りは早く、関東地方では9月ごろから見ることができるという。早くやってきて、北へ帰るのも遅い。
つまりそれだけ長くいるわけだが、その間に相手を見つけ、日本の越冬地でカップルとなる。北の繁殖地の夏は短い。繁殖地に帰ってからつがいになり、それから産卵、子育てをしていてはヒナが飛べるようになる前に夏が終わってしまう。そこで、日本にいるうちにつがいとなり、帰ってすぐに産卵でいるようにしているのだという。
ササの上にクモがいた。ササグモか。
名前の通り、ササの上で見つけることが多いが、別にササを食べるわけではなく、獲物となる虫が近づくのを待ち受けている。
とても敏感らしく、近づくとスタコラ逃げて行った。
アベリアの花の蜜を吸いに、けさもハチに擬態したガ、オオスカシバがやってきていた。