イタリア・トスカーナの赤ワイン「ジンガリ(ZINGARI)2018」
(写真はこのあとメインの肉料理)
ボルドーワインに憧れて、「イタリアで最高のボルドースタイルのワインをつくりたい」と1997年に設立されたワイナリー、ペトラの赤ワイン。
「ジンガリ」とはジプシー(ロマ)の意味だそうで、ラベルに描かれている赤と黄色の渦巻きは、生命や進化の循環をあらわしているのだとか。
メルロ、サンジョヴェーゼ、シラー、プティ・ヴェルドをブレンド。
ワインの友で観たのは、民放のBSで放送していたアメリカ映画「ジョン・ウィック」。
2014年の作品。
監督チャド・スタエルスキ、出演キアヌ・リーブス、ミカエル・ニクビスト、ウィレム・デフォー、エイドリアン・パリッキほか。
裏社会から足を洗い、愛する妻と平穏な結婚生活を送っていた元殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。しかし、妻は病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れる。そんなジョンのもとに、妻が生前に用意していたデイジーという名の子犬が届けられる。亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻していくジョンだったが、彼が所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアによってデイジーは殺されてしまう。生きる希望だったデイジーを奪われたジョンは、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身、戦いを挑む。
銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」、それに日本のアニメや柔道の技、マカロニウエスタンなんかがごっちゃになった独自のアクション世界が話題になって、その後、シリーズ化している。それにしても殺戮シーンの連続で、次々に人が殺されていく。いくら悪いヤツらばっかりといってもねぇ・・・。
ついでにその前に観た映画。民放のBSで放送していた韓国映画「悪人伝」。
2019年の作品。
監督イ・ウォンテ、出演マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュほか。
凶悪なヤクザの組長チャン・ドンス(マ・ドンソク)。ある夜、何者かによってめった刺しにされた。奇跡的に一命をとりとめたドンスは、対立する組織の犯行を疑い、犯人捜しに動き出す。一方、警察サイドで捜査にあたるチョン刑事は暴力的な手段も辞さない荒くれ者として、署内でも問題刑事として知られていた。まだ世間の誰も気づいていない連続無差別殺人鬼がこの事件の犯人であると確信したチョン刑事(キム・ムヨル)は、その手がかりを求めてドンスにつきまとう。ドンスとチョン刑事は互いに敵意をむき出しにするが、狡猾な殺人鬼を突き止めるには互いの情報が必要であると悟り、共闘して犯人を追い詰めてゆく。
ヤクザの親分と犯罪捜査担当の刑事とが、互いに協力し合って殺人鬼を追うという意表をついた展開がミソ。
公開中の映画「白頭山大爆発」では真面目な地震学者を演じていたマ・ドンソクが、一転してコワモテ・ムキムキの組長役。近く公開されるハリウッド映画の最新作では、アンジェリーナ・ジョリーとの共演でスーパーヒーローのギルガメッシュを演じているのだとか。