木曜日朝の善福寺公園は薄曇り。風もなく朝から蒸し暑い。
上池のカワセミはメスが1羽。
その後、枝の先に移動。
池のほとりでエサを探していたコサギがポールの上に飛び乗ったところ。
ミンミンゼミがとまっていた。
小さなカメムシらしいのが葉っぱをムシャムシャ食べていた。すごい食欲。
下池にまわると、3羽のカワセミがやってきていた。
今年生まれた若造だろうか。
おやおや?ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)の頭というかクチバシの上にカワセミがとまってる!
目の上のたんこぶならぬ、カワセミ?
もちろん写真のいたずらで、実はちょっと離れている。
このところ見なかったイトトンボがなぜか1カ所に集まっていた。
よく見る青いイトトンボ。
上池に戻ると、善福寺で発見されたのでその名がついたゼンプクジアザミが咲き出していた。
池の真ん中のポールの上にカワセミ。
あとできいたところでは、けさは上池でも3羽のカワセミが飛んでいて、2羽は若造らしく盛んにバトルを演じていたが、父親が「まあまあ」と仲裁していたとか。ホントか?
カワセミは一人立ちすると自分の縄張りを持つようになるから、あり得る話だが。
変わった花が咲いていた。
花びらがすべて下を向いていて、真ん中にイガグリというか坊主頭みたいな丸いのがある。
すべて下を向いているのは舌状花と呼ばれるもので、反り返って咲いていて、真ん中にあるのは筒状花と呼ばれ、子孫を残していく雄しべや雌しべはこの筒状花の中にある。
どうやら舌状花は花粉を媒介してくれる虫などを呼び寄せるため目立つ色をしていて、真ん中の丸いのに邪魔しないようにわざと反り返って、虫が来やすいようにしてるらしい。
エキナセア(Echinacea)という名前はギリシャ語の「echino(ハリネズミ)」からきていて、真ん中の丸いのをハリネズミにたとえて名づけられたようだ。
子孫繁栄のための涙ぐましい努力に感服。