火曜日朝の善福寺公園は曇り。風があると涼しいが、風が止むと蒸し暑い。
きのう見つけた上池のカワセミの幼鳥。
けさも幼鳥らしいのが4羽、杭をつなぐロープの上に並んでとまっていた。
1羽は飛んでいっちゃったが・・・。
近くに親らしいのは見当たらない。自分でエサを探せということか?
1羽が盛んにダイブを繰り返していたが、エサをとる練習だろうか。
こちらではカマキリの幼虫だろうか。
脚がまだら模様になっている。
すぐ目の前でイトトンボがジッとしていた。
アオモンイトトンボのようだが、羽化したばかりなのか、近寄っても逃げていかない。
これ幸いと上からのぞいたところ。
白い渦巻き発見!
鳴門海峡の渦潮じゃありません。
ウズグモの網だ。
クモはどこか?と探すと、網の下に上手に隠れている。
水平に網を張り、網の中央に渦巻きをつくる。それでウズグモ(渦蜘蛛)。
なぜ渦をつくるのか?
ウズグモの場合、「隠れ帯」といって渦の下に隠れることで身を隠す、カモフラージュのためといわれている。
しかし、ほかにもいろんな説があり、渦によってより自分を大きく見せる、網を目立たせることで天敵を近づけさせない、などの説もある。
また、渦に紫外線の光を反射させることで獲物を引きつける役割を果たしているのではないかとの説もある。
ウズグモは近づくと網を振動させて威嚇する、というので、近づいてみた。
すると激しく渦を振動させるではないか。
振動は10数秒は続き、やがて下に隠れていたクモも出てきて、クモ自身も振動している。
一体どんなメカニズムで振動させているのか?不思議に思うほどだった。
ウズグモはエサを十分にとっているときは直線上の網を張り、飢えると渦巻きをつくるといわれている。
けさのウズグモは相当飢えているようだった。
池のほとりにネジバナが咲いていた。
こちらは花が茎を巻いている。
別名モジズリ、ネジリバナ、ヨジリンボウ。
今年はわが家の敷地のはずれで見つけたが、公園でもついに見つけた。