土曜日朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。あいかわらず蒸し暑いが、緑陰の風が涼しい。
上池の、最近いつもカワセミの子どもがいるあたりを探すと、いました。
と思ったらお父さんのカワセミのようだった。
息子にまかせちゃいられないと自ら出張ったか。
池をめぐっていると、子どものカワセミが2羽でにらめっこ?してた。
上を気にしているのも。
カイツブリが休憩中か。
きのう見つけたジグザグ模様のクモの網は見当たらなかったが、ウズグモが渦巻きの網を張っていた。
水平に大きな網を張っていて、真ん中だけが渦巻きになっているのがよく分かる。
下から見たところ。中心のあたりにクモが隠れているんだが・・・。
下池をめぐっていると、小魚がいっぱいいるところがあった。
クモが張った網のすぐそばでシオカラトンボがとまっていた。
クサギカメムシの卵、見つけてから4日目。
おやおや?1個だけ穴があいていて、もう孵化しちゃったのか?
クサギカメムシはいっせいに孵化するはずだが・・・。
それともほかの虫に食べられたか?
小さなバッタがジッとしていた。
上池に戻ると、アオサギがエサをねらっている。
すると、やおら羽を広げてまるで傘をさしたような恰好をして、また元に戻った。
羽繕いをしているときもこんな恰好をするが、明らかにそれとは違う。
ハテ、何で羽を広げたのか?
まるで日傘をさしてるようなアオサギを見て、以前、NHKの「ダーウィンが来た」という番組で見た光景を思い出した。
東アフリカ・ケニアのサバンナに生息するサギの仲間でクロコサギという真っ黒な体のサギがいて、魚を獲るとき、黒い傘のように羽を広げて水面を覆う独特の狩りの方法が特徴だと紹介されていた。
黒い傘の効果は、水面の反射をさえぎって水の中を見やすくし、傘を水の中にまで下げることで濁った水でも魚を見つけ出せるということだった。
また、クロコサギの傘は自らの姿を魚から見えないようにする効果もあるという話だった。
アオサギもサギの仲間。夏の炎天下で、日光をさえぎって魚を見やすくする傘の効果を、善福寺池のアオサギも知っているのだろうか?
帰り道、アンテナの上でヒヨドリが盛んに鳴いていた。
いつもと鳴き方が違う感じ。仲間を呼ぶ声か?