水曜日朝の善福寺公園は晴れ。きょうは夜、8時すぎぐらいから皆既月食が見られるらしいが、天気はどうだろうか。
このところよく見るヒメジャノメ。
比較的簡単にオス・メスの見分けができるそうで、オスには後翅にコブのようなふくらみがある。
なるほど白っぽい小さなふくらみがあるからオスのようだ。
カマキリの孵化シーンを目撃!
ちょうど目の高さぐらいの木の枝に綿菓子のようなアワアワとした固まりがあり、これは卵鞘(らんしょう)といって1つの卵鞘の中には100から300個ぐらいの卵が詰まっている。
今ごろの季節になると孵化して、卵鞘を破って幼虫が次々と出てくるのだ。
そばには一人前の形になったのもいる。
カマキリは今ごろの季節になると生まれ、夏には成虫となり、秋に交尾・産卵して一生を終える。
卵は卵鞘に守られて冬を越し、暖かくなって孵化し幼虫となる。
卵鞘から出てくる幼虫は、幼虫というより赤ちゃん。薄い皮をまとった状態で、まだ脚も触角もない。
次々と卵鞘から出てきて宙づりの状態になっていて、やがて薄皮を脱ぐと赤ちゃんながらもカマの脚や触角が伸びてくる。
孵化してから数日後には自分でエサを獲るようになるという。
親はすでに死んでいないから、自分で生きていくしかないのだ。
その後、何回かの脱皮を繰り返して大きくなり、成虫になっていくが、小さいうちはまだ翅も生えていない。
したがって、数百匹も生まれても次々に天敵に食べられて、無事に大人になれるのはわずか数匹という。
けさはクモもよく見る。
マミジロハエトリのメスか。
メスの頭胸部は黒色で、後縁や側縁が灰白色。
オスは頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。眉が白いというのでマミジロハエトリの名がある。
美しげな網を張っているのはオニグモだろうか。
オニグモは灰黒色のクモで、腹部両肩がやや尖っている。腹部背面には葉状紋があり、脚が毛深い。
しかし、オニグモは大きめのクモのはずだが、これはやけに小さい。
まだ子どもなのか、それとも別種か。
葉っぱの陰でジッとしているのはカナヘビかトカゲか。
上池のカルガモのヒナはけさも元気で、陸に上がっていた。
6羽いるはずだが、対岸から見ると5羽は確認できたが・・・。
マユミの実がなってきた。
まるで座布団みたい。