火曜日の昼前、パンを買う途中に善福寺公園に立ち寄ると、さすがにゴールデンウィーク真っ最中とあって人出がスゴイ。多いのは小さな子を連れた家族。ボート乗り場は待ってる人の行列ができていた。
公園サービスセンターで子育てを終えたエナガの巣を保管しているというので見せてもらった。
主にコケとクモの糸でできていて、中は集めてきた鳥の羽毛が敷きつめられている。
触ってみると外側はフワフワ。クモの糸が接着剤の役割をしているのだろうか。
中は羽毛布団でもっとフワフワ。
枝の又のあたりに上手につくられていて、建築家エナガの家づくりの巧みさに驚かされる。
今はちょうどエナガのヒナの巣立ちのシーズン。
運がいいと、巣立ったばかりのヒナが1本の枝に身を寄せ合う“エナガ団子”が見られるというが、なかなかそんな運にめぐり逢わせていない。
ついでに上池を1周すると、オスとメス、2羽のカワセミが近くで止まっている。
左のメスがオスをうっとりした目で見てるように見えるが・・・。
やがてオスは離れたところに飛んで行って、別々に。
しばらくすると、またオスが近くにやってきた。
互いに鳴き交わしている。特にピーピーいってるのはメスのほう。
オスがさらに近づいてきて・・・交尾か?
すぐとなりに止まった。
しかし、やがてオスは離れたところに飛んでいった。
このカワセミのカップルは現在、抱卵中と思っていたが、どうなっているの?
抱卵中の卵はうまく育たず、あらためて子づくりにチャレンジしているのか?
あるいは別のカップルか?
カワセミの世界、というより自然界はナゾに包まれている。