水曜日朝の善福寺公園は始め曇り。やがて小雨になり、帰るころには本降りとなる。
公園のあちこちに“モグラ塚”ができている。
モグラが穴を掘った残りの土が捨てられた跡だ。
地中生活をするモグラは地下にトンネル網を張りめぐらせる。トンネルには巣はもちろん、排出場、休み場、食物貯蔵庫などがしつらえられていて、トンネルを拡張するときは掘り出した土を前足で押して運び、垂直に上方にむかうトンネルから地表に捨てる。これにより地表はモコモコと盛り上がり“モグラ塚”となる。
冬眠しないで1年中活動するモグラは、夏場はエサのミミズが生息している関係で地表近くにトンネルを掘り、冬場はより深い場所にトンネルを掘るといわれるが、どうも夏場より冬場の方が“モグラ塚”をよく見る気がする。
深いところから土を押し上げるので、それだけ量も増えて“モグラ塚”も目立つ高さになるのかもしれない。
池の真ん中でカルガモのオスとメス(たぶん、以下推定)が向かい合って首を上げ下げしている。
これは求愛のポーズではないか?
そのうちメスが水面下に沈み込むような姿勢となり、オスがその上に乗っかって、何と、交尾を始めた。
と思ったから、すぐに2人(羽)は合体からはなれて何ごともなかったように別れていった。
もう冬のころからカルガモの愛は深まっていくのか?
2羽のカルガモが仲よく並んでいる。
そういえばこのところ、2羽のカップルをよく見る。
雨が降ろうがカイツブリはエサさがしに余念がない。
小雨が降っていたが、水滴が上に垂直に跳ね返っている。
水滴ってこうやって跳ね上がるんだね。
上池にはオスらしいカワセミが1羽。
ツグミが枝の高いところにいた。