木曜日朝の善福寺公園は快晴。すがすがしい朝。
けさのカワセミは、上池、下池ともに数羽が飛び交っていた。
下池のカワセミ。オスのようだ。
離れたところにメスのカワセミ。
さきほどオスがいたあたりに若造のカワセミ。
2羽のカイツブリ。頭の羽の色が違うのは夏羽と冬羽か。
頭が茶色のカモ。ひょっとしてヒドリガモだろうか?
大きめのガが葉っぱの陰に隠れるようにして止まっていた。
片方の尻尾が尖っていて、赤茶色の斑点がある。
もう片方は千切れてしまったんだろうが、シャクガの仲間のツバメエダシャクのようだ。
尾状突起がツバメの尾に似ているというのでツバメエダシャクの名がある。
ただし、ツバメエダシャクは何種類かあって、果してどれだろう?
見分けるポイントは尾状突起の長さ、線の太さ、縁の色、顔(目と目の間)の色などだが、どうやらウスキツバメエダシャクのようだ。
フトスジツバメエダシャクにも似ているが、フトスジは顔の色が白っぽく、ウスキは茶色っぽい。
上から見ると茶色っぽい色合いだからウスキツバメエダシャクのようだ。
それにほかのツバメエダシャクが羽化するのは夏ごろまでだが、ウスキツバメエダシャクは夏から秋にかけて羽化する。
こちらもシャクガのようだがかなり小さい。
ウスキヒメシャクだろうか。
高い木の上に数羽の大きめの鳥が舞い降りた。
重さで枝が揺れているが、キジバトが木の実を食べに来たのだった。
ドバトは地面に落ちてるものを食べるが、キジバトは木の実や種子が好物のようだ。
葉っぱの裏にフクラスズメガの幼虫がいた。
よくみようと葉っぱの裏を返すと頭を激しく振動させた。
危険を感じると体をブンブン振り回すので“踊る幼虫”として知られる。
近くで見るとこんな顔。
春に黄金色の花を咲かせていたサンテシュユ(山茱萸)の実が赤くなっていた。
コスモスの花が風に揺れている。
近くに冬コスモス。
コスモス(秋桜)とは別種だが、姿が似ていて冬に咲くのでこの名がついたという。