善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

クモとイトトンボの攻防

月曜日朝の善福寺公園は曇り。秋の空気。霧雨っぽいのが降っているが、ミストみたいで涼しい朝。

 

けさも2羽のカワセミが並んで止まっていた。f:id:macchi105:20200914090421j:plain

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きのうよく見たシオカラトンボは見当たらないが、イトトンボをたくさん見る。f:id:macchi105:20200914090459j:plain

クモに捕まって、食べられちゃったイトトンボf:id:macchi105:20200914090517j:plain

しかも、もう1匹も網に捕まって必死になってもがいている。f:id:macchi105:20200914090539j:plain

頭だけ食べちゃったところで、もがいているのを捕まえようとクモが接近中。f:id:macchi105:20200914090601j:plain

イトトンボの運命は?と思ったら網から逃れて水の上に落ちていった。

取り逃がしたクモは、「残念」とくやしがったかどうか、ふたたび半分食べたほうに戻っていった。

ゆっくりと残りを食べるのだろう。

 

クワコの幼虫がクワの葉っぱをムシャムシャ食べている。

大きな頭に大きな目があるように見えるが、実は頭に似せた胸部の眼状紋。ホントの頭は先のほうに小さくある。

身を守るためのチエだろう。f:id:macchi105:20200914090910j:plain

そのすぐそばに美しいシジミチョウ。

ベニシジミのようだ。f:id:macchi105:20200914090942j:plain

紅色が鮮やかだ。

 

こちらはヤマトシジミか。

翅の色がくすみ、ボロボロで痛々しい感じ。f:id:macchi105:20200914091004j:plain

小さな小さなクモはアズチグモ。f:id:macchi105:20200914091025j:plain

まだ成長途中なのか、サングラスがちっちゃい。

 

カルガモよりひとまわり小さめのカモ。f:id:macchi105:20200914091048j:plain

マガモのメスだろうか。

とするとオスも近くにいるのか?

マガモは日本では冬鳥で、北方から飛来してきて越冬する鳥だ。

 

オオスカシバの幼虫がクチナシの葉っぱをモリモリ食べている。脚が吸盤みたい。f:id:macchi105:20200914091130j:plain

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同じクチナシの木に同じような模様をした黒っぽい幼虫。f:id:macchi105:20200914091322j:plain

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褐色型のスカシバの幼虫だ。

スカシバの幼虫は緑色型が多いが、褐色型もいるという。

なぜ色違いがいるのか?

それによって生存の確率を高くしているのだろうか。