善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カマキリがユラユラ揺れるわけ

土曜日朝の善福寺公園は曇り。熱帯低気圧が近づいていて雨かと思ったら、やんでいたので出かけていく。

涼しい朝。しかし、湿度が高く次第にムシムシしてくる。

 

けさのカワセミは上池に2羽。

遠くにいるのはオスかメスか?f:id:macchi105:20200912084050j:plain

近くにいるのはオスのようだ。f:id:macchi105:20200912084316j:plain

公園を1周したらまだ同じところにいた。

 

アオサギがしきりに水草をくわえては離すを繰り返している。f:id:macchi105:20200912084337j:plain

いったい何のため?

 

大木の幹にカマキリが止まっていて、体を前後にユラユラ揺らしている。f:id:macchi105:20200912084405j:plain

写真ではわからないが、ユラユラといつまでも揺らしているのはなぜか?

以前にもカマキリのユラユラを見たことがあるが、かなり昔、NHKの「ダーウィンが来た!」という番組で砂漠に棲むトカゲとして紹介されたモロクトカゲが、やっぱり体を前後にユラユラ揺らしていた。

実はこれは風に揺れる植物を真似て敵の目をあざむく作戦だという。

カマキリもやっぱり風に揺れる葉っぱを真似て敵や獲物を欺こうとしているのだろうか。

 

葉っぱをムシャムシャ食べているトラ模様の幼虫。

トラガの幼虫だろうか。f:id:macchi105:20200912084512j:plain

名前の由来は成虫の体のトラ模様らしいが、幼虫だって立派に毒々しいほどのトラ模様だ。

 

一対の黒い“目”を背中に持つカメムシf:id:macchi105:20200912084603j:plain

オオホシカメムシのようだ。

赤と黒の模様、そして翅には1対の丸い黒紋。

 

マユミの葉っぱにいるのはキバラヘリカメムシの幼虫。f:id:macchi105:20200912084630j:plain

幼虫は翅が短いので、黄色い腹部がむき出しとなって全身黄色。

ちっちゃい翅がまるでベストみたいに見える。