善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

クワガタムシを発見!

土曜日朝の善福寺公園は曇り。風も少し。曇っていても風があっても気温が高いから蒸し暑い。

けさの公園はやけに人が多い。お盆休みが始まってみなさん行くところがないのか?

 

カワセミが「気をつけ!」のポーズ。f:id:macchi105:20200808090256j:plain

下池から川に水が落ちるあたりの欄干の下にもカワセミf:id:macchi105:20200808090314j:plain

公園内の林の中でクワガタを発見!f:id:macchi105:20200808090340j:plain

カブトムシは年に1度か2度見つけるが、クワガタは初めて。

立派な角をしている。角といっても実際はアゴなんだが。

 

2本突き出ているのは「大顎」といって、オスだけに見られるもので極端に発達している。つまりクワガタは、本来は食物を食べるための口の一部を改変して、メスや餌場を巡るオス同士のたたかいの武器にしているというわけだ。

 

そばでサトノキマダラヒカゲ。やっぱり暗いところが好き。f:id:macchi105:20200808090410j:plain

樹皮か枯れ葉のようなのが葉っぱの上に。

よく見ると頭の先から角が生えている?f:id:macchi105:20200808090446j:plain

ミツボシツマキリアツバ(三星端切厚羽蛾)というガのようだ。

3つの白紋が特徴のヤガ科アツバ亜科に属するガ。

頭の先に突き出しているのようなものは、チョウやガの吸う口(口吻 こうふん)の下にあるひげのような突起で、下唇鬚(かしんしゅ)という。匂いを感じたり、複眼を掃除したりする役割があるそうだ。

下唇鬚が発達しているのはアツバやキバガに多く見られるという。

 

樹木に紛れるようにしてジッとしているのはナガゴマフカミキリ(長胡麻斑天牛)。f:id:macchi105:20200808090559j:plain

黒と茶のまだら模様のカミキリムシ。樹皮にとまっていると模様が保護色になってうまい具合に木の肌に溶け込んでいるようだ。

 

サトキマダラヒカゲが明るいところでカップルで舞っている。

仲よく吸水中のようだ。f:id:macchi105:20200808090628j:plain

こちらでもチョウがヒラヒラ舞っていた。ジャコウアゲハのようだ。f:id:macchi105:20200808090652j:plain

シオカラトンボが休憩中。f:id:macchi105:20200808090715j:plain

花の蜜を吸おうと、オオスカシバがホバリングしていた。f:id:macchi105:20200808090740j:plain

そういえば近くにはクチナシの花があって、オオスカシバの幼虫が葉っぱを食べていたが、成虫もこのあたりが好きなのだろう。