日曜日の善福寺公園は、きょうも夜来の雨。やむのを待って公園1周。
カワセミが止まっていた。
上を見てると思ったら素早くダイブし、エサをゲット。
何と自分では食べず、捕らえた魚の頭を上にするプレゼントポーズ。
そのまま巣があるらしい方向に飛んで行った。
どうやら2回目(あるいは3回目?)の子育てが始まったらしい。
枝の先にシオカラトンボ。
ヤマボウシの実が色づいてきた。
ヒラヒラ舞っていたアカボシゴマダラがひと休み。
次に飛んで行った先はクヌギの木。
翅を広げて樹液を吸っていた。
シジミチョウは花の蜜。
やけに脚の長いガガンボが草の上を歩いてるなと思ったら、ガガンボではなく枝に擬態したクモだった。
上池の畔に竹の棒に突き刺したフランクフルトかチクワみたいなのが1本だけ立っていた。
実はこれ、ガマ(蒲)の花穂だ。
下池で群生しているのは遠くてよく分からないが、ここなら近くから観察できる。
花期は夏の今ごろ。円柱状の肉穂花序をつけ、下側に雌花の集合した雌花群、上側に雄花の集合した雄花群がつく。
ほかにもそっくりなのがコガマ、ヒメガマとあるらしいが、これは何ガマか?
ちなみにガマはカマボコの語源にもなっているらしい。
槍のような長柄の武器が鉾。魚のすり身を竹の棒かなんかに巻きつけて焼いたところがガマに似ているというので蒲鉾(カマボコ)の名がついたんだそうだ。
冬になると花穂の中から綿毛がブワーッと出てきて飛散する。1本の花穂の中には約10万個のタネが詰まってるらしい。