海の日の木曜日朝の善福寺公園は小雨降り続く。
雨の中でもベッコウハゴロモ。
先日見つけて、チョウかガかと思ったらカメムシの仲間と知りびっくりした。
雨に濡れないよう葉っぱの下で雨宿り。
こちらはキマダラカメムシだろうか。
同じカメムシでもこんなに違うなんて。
黒地に黄色い斑紋が点々とある。
台湾原産の外来種で、1970年代に長崎県で発見されたのが最初という。国内で少しずつ分布を広げているようだ。
アブラゼミだろうか。羽化してまもないみたいで、葉っぱの陰でジッとしている。
脚を一直線に広げて葉っぱにしがみついていて、落ちないぞ、負けないぞ、といってるみたいだった。
こちらは雨に濡れてもお構いなしのイトトンボ。
翅が水をはじくので平気なんだろうか。
かなり大型のクモが全身をいっぱいに伸ばして、「私は枯れ枝ですよ」とでもいっているみたいにしてエサがやってくるのを待っている。
徘徊性のクモの一種で、網を張らずに獲物を捕らえるイオウイロハシリグモだろうか。
個体によって違いもあるが、基本的に全身が黄褐色で、イオウイロ(硫黄色)の名前はこれにちなむ。
トウキョウヒメハンミョウだろうか。大きな目と鋭い牙が特徴だ。