善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

両手広げて「負けないぞ」

海の日の木曜日朝の善福寺公園は小雨降り続く。

 

雨の中でもベッコウハゴロモf:id:macchi105:20200723083638j:plain

先日見つけて、チョウかガかと思ったらカメムシの仲間と知りびっくりした。

雨に濡れないよう葉っぱの下で雨宿り。

 

こちらはキマダラカメムシだろうか。

同じカメムシでもこんなに違うなんて。f:id:macchi105:20200723083708j:plain

黒地に黄色い斑紋が点々とある。

台湾原産の外来種で、1970年代に長崎県で発見されたのが最初という。国内で少しずつ分布を広げているようだ。

 

アブラゼミだろうか。羽化してまもないみたいで、葉っぱの陰でジッとしている。f:id:macchi105:20200723083732j:plain

脚を一直線に広げて葉っぱにしがみついていて、落ちないぞ、負けないぞ、といってるみたいだった。

 

こちらは雨に濡れてもお構いなしのイトトンボ

翅が水をはじくので平気なんだろうか。f:id:macchi105:20200723083756j:plain

かなり大型のクモが全身をいっぱいに伸ばして、「私は枯れ枝ですよ」とでもいっているみたいにしてエサがやってくるのを待っている。f:id:macchi105:20200723083833j:plain

徘徊性のクモの一種で、網を張らずに獲物を捕らえるイオウイロハシリグモだろうか。

個体によって違いもあるが、基本的に全身が黄褐色で、イオウイロ(硫黄色)の名前はこれにちなむ。

 

トウキョウヒメハンミョウだろうか。大きな目と鋭い牙が特徴だ。f:id:macchi105:20200723083857j:plain