水曜日朝の善福寺公園は曇り。風さわやか。
カルガモのヒナが朝の食事中。
お母さんガモが見守っている。
小さなかわいい花はイヌホオズキ。
ナス科ナス属。世界の温帯から熱帯にかけて広く分布し、日本では史前帰化植物だと考えられているとか。
史前帰化植物。そんな分類があったのか。帰化植物のうち、有史以前にイネやムギなどの栽培植物とともに日本にもたらされた植物のことだそうだ。
実は熟すと黒くなるが、未熟な実は緑色で、まるで小さなナスかトマトのようだ。
それにしても可哀相な名前。イヌとつくのはだいたいそうだが、「役に立たないホオズキ」というのでイヌホオズキ。
別名は、野菜のナスの花そっくりの白色の花を咲かすけど役に立たないというので「バカナス」。
散歩中の人の心を癒してくれる花。大いに役に立っている。
近くに似たような小さな花。
こちらはフユサンゴ。やはりナス科の仲間。
南米原産で、明治中期に渡来したという。
夏から冬にかけて鮮やかな色の丸い実をいっぱいつけるので、その姿を珊瑚に見立てて名前がついた。
きのうも見た赤く密集して咲く小さな花はシモツケのようだ。
日本原産。小さな花が集まって花序になる。花の色は赤紫からピンク、白などいろいろあるらしい。葉は長楕円形で葉先がやや尖り、葉縁のギザギザが目立っている。
サシガメが虫を捕まえていた。
アブの正面顔。
頭全体を覆うような大きな複眼。
われわれをどういうふうに見てるんだろう?
水辺にヤゴの脱け殻。羽化したトンボとはまるで形が違うが、目のあたりがはっきり残っている。
近くにたくさんあったから、トンボが一斉に羽化したのだろう。
テントウムシが葉っぱに止まっていた。