月曜日朝の善福寺公園は晴れ。始めすがすがしい。だんだん暑くなる。
上池のカルガモのヒナは、きのう6羽いたが、けさは5羽。
お母さんと一緒だった。
タチアオイが咲き始めた。
真紅の花を咲かせるのになぜアオイか?
漢字で書くと「立葵」。
ぐんぐん伸びて人の背丈ぐらいにまでスッと伸びるから「立ち」、「あおい」は葉が太陽の方に向かうところから「あうひ」(仰日)の意味だとか。
鮮やかなレインボーカラーの虫がいた。
シモツケマルハバチの幼虫のようだ。
幼虫がシモツケの葉や花を食べ、成虫の体が丸みを帯びることからこの名がついた。
もともと体は半透明なので、緑の葉を食べれば緑の体、ピンクの花を食べればピンクの体になり、やがてレインボーカラーになるという。
体全体の白い粒々は短い束状の毛だとか。
黒っぽい青藍~緑藍色で光沢のある虫はクワハムシかな。
文字通りクワに来るハムシ。
体型はやや細長く触角は長い。
エイリアンかプレデターみたいな口をした甲虫。
体はやや扁平で細長く、肢は短い。してみるとコメツキムシだろうか。
特に米が好きというわけではなさそうで、仰向けにすると自ら跳ねて元に戻る能力があり、それが米をつく動作に似ているというのでコメツキムシ。
普段は草や低木をすみかとしているという。
ひっくり返してみればコメツキムシかどうかわかったが、あとの祭り。
早くもセミの脱け殻。
センダンの花。
紫色の小さな花がたくさんついている。
けさもジャノメチョウ。
ツルの先端が丸くなっていた。
真っ黒のカメムシが羽を出していた。
キンシバイ咲く。
大木に巻きついているのはテイカカズラ。
5枚羽のプロペラみたいな花。
名前の由来は、式子内親王を愛した藤原定家が死後も彼女を忘れられず、ついには葛(カズラ)となって彼女の墓にからみついたという伝説による。謡曲「定家」にも描かれている。
帰り道、近所のお宅でも咲いていた。