善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

レインボーカラー

月曜日朝の善福寺公園は晴れ。始めすがすがしい。だんだん暑くなる。

 

上池のカルガモのヒナは、きのう6羽いたが、けさは5羽。f:id:macchi105:20200525083635j:plain

お母さんと一緒だった。f:id:macchi105:20200525083657j:plain

タチアオイが咲き始めた。f:id:macchi105:20200525083719j:plain

真紅の花を咲かせるのになぜアオイか?

漢字で書くと「立葵」。

ぐんぐん伸びて人の背丈ぐらいにまでスッと伸びるから「立ち」、「あおい」は葉が太陽の方に向かうところから「あうひ」(仰日)の意味だとか。

 

鮮やかなレインボーカラーの虫がいた。f:id:macchi105:20200525084022j:plain

シモツケマルハバチの幼虫のようだ。

幼虫がシモツケの葉や花を食べ、成虫の体が丸みを帯びることからこの名がついた。

もともと体は半透明なので、緑の葉を食べれば緑の体、ピンクの花を食べればピンクの体になり、やがてレインボーカラーになるという。

体全体の白い粒々は短い束状の毛だとか。

 

黒っぽい青藍~緑藍色で光沢のある虫はクワハムシかな。

文字通りクワに来るハムシ。

体型はやや細長く触角は長い。f:id:macchi105:20200525084048j:plain

エイリアンかプレデターみたいな口をした甲虫。

体はやや扁平で細長く、肢は短い。してみるとコメツキムシだろうか。f:id:macchi105:20200525084111j:plain

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特に米が好きというわけではなさそうで、仰向けにすると自ら跳ねて元に戻る能力があり、それが米をつく動作に似ているというのでコメツキムシ。

普段は草や低木をすみかとしているという。

ひっくり返してみればコメツキムシかどうかわかったが、あとの祭り。

 

早くもセミの脱け殻。f:id:macchi105:20200525084145j:plain

センダンの花。

紫色の小さな花がたくさんついている。f:id:macchi105:20200525084203j:plain

けさもジャノメチョウ。f:id:macchi105:20200525083829j:plain

ツルの先端が丸くなっていた。f:id:macchi105:20200525083849j:plain

真っ黒のカメムシが羽を出していた。f:id:macchi105:20200525083911j:plain

キンシバイ咲く。f:id:macchi105:20200525083933j:plain

大木に巻きついているのはテイカカズラ

5枚羽のプロペラみたいな花。f:id:macchi105:20200525083957j:plain

名前の由来は、式子内親王を愛した藤原定家が死後も彼女を忘れられず、ついには葛(カズラ)となって彼女の墓にからみついたという伝説による。謡曲「定家」にも描かれている。

 

帰り道、近所のお宅でも咲いていた。f:id:macchi105:20200525084226j:plain