日曜日朝の善福寺公園は晴れ。さわやかな朝。日が昇ってくると暑くなるほど。
まずは上池をめぐる。
池の真ん中にカワセミ。
コシアキトンボが翅を休めていた。
こっちでは羽化した直後のコシアキトンボ。脱け殻につかまっている。
クヌギの樹液をジャノメチョウとスズメバチが仲よく吸っている。
下池では新たに8羽のカルガモのヒナが誕生。
倒木に登ったりしている。
やがてお母さんの後をついて去っていった。
見慣れないチョウが止まっていた。
ダイミョウセセリのようだ。
黒地に白帯のあるセセリチョウ。地域によって翅の模様に違いがあり、日本では関ヶ原が個体差の分かれ目とされる。
近畿地方以西のものは後翅の白帯が明瞭で、関西型と呼ばれる。
一方、中部地方以東のものは白帯がはっきりせず、関東型と呼ばれる。
関西型と関東型の境界付近では中間型が見られ、西に行くに連れて後翅の白帯は太くなり、逆に東に行くほど白模様は消失する傾向があるんだとか。
この違いはなぜ?
ちなみにダイミョウセセリの名は、このチョウは止まっているときは羽を水平に開くが、その姿が大名の紋付き姿を連想させるからとかの説があるらしい。
つづいてはヒメジャノメ、あるいはコジャノメか。いずれにしろジャノメチョウ。
翅の裏面に白い帯と目玉模様を持つ。
同じ種類のか、別の場所にも止まっていた。
けさはやけにジャノメチョウが多い。
翅を閉じてることの多いジャノメチョウだが、珍しく翅を広げていた。
この模様から察するにヒメジャノメか。
シ マサシガメ。
2つの眼がまん丸で大きい。
よーく見ると、長い口吻が邪魔なのか、折り畳んでいるように見える。
イザというときにまっすぐ伸ばすのだろう、きっと。
緑と同化したクモ。
ササグモのようだ。
おなかがお皿のように丸くて、真ん中が黒いクモ。
何だかわからない。
やけに脚が長いクモ。これも不明。
カマキリがクモに捕まっていた。
かわいそうというか、これも自然の摂理なのか。
生者必滅、会者定離・・・。