水曜日朝の善福寺公園は快晴。風さわやか。
けさも上池にはメスのカワセミ。
水辺にはフジの花。
ササが生い茂るあたりに小さなカメムシがいた。
ささの上にいて触覚が長いからヒゲナガササカスミカメかと思ったら、ケブカキベリナガカスミカメのようだ。どっちも長い名前。
黒色で細長く、背中のヘリのあたりに黄色い斑紋があり、細く短い毛が生えているため光沢がない。
それでこんな長い名前になった。
小楯板にも三角形の黄色い紋がある。
エダシャクの幼虫だろうか。
下池にまわると、池の真ん中のヨシの陰にキショウブが咲いていた。
季節を先取りした感じで、ずいぶん早い開花だ。
ハクウンボクの花をながめていたら、高い枝の先の葉っぱの陰にガらしいのが翅を休めていた。
黒地に斑点がいっぱい。メイガの仲間だろうか。
テントウムシそっくりのハムシ。
イタドリハムシ。
黒色で、上翅にオレンジ色の斑紋を持つハムシ。
イタドリやスイバの葉を食べる。成虫のまま越冬し、産卵のため這い出してきたのか。
先日見たツツハムシ同様、毒を持つテントウムシに擬態して身を守っているのだろう。