善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

若葉の季節のワカバグモ

日曜日朝の善福寺公園は曇り。帰ったころになって晴れてくる。

 

体が透き通るような緑色をした美しいクモを発見。f:id:macchi105:20200510090307j:plain

最初はハエトリグモの幼虫かと思ったが、よく見ると8個の目が前に集中していて、あちこちに向いている。f:id:macchi105:20200510090338j:plain

ワカバグモだろうか。f:id:macchi105:20200510090455j:plain

その名の通り若葉色で、春の今ごろから成熟し、網を張らずに葉っぱの上などで小さな虫を待ち伏せする“徘徊グモ”だ。

 オスとメスを比べると、オスはメスよりもやや小型で腹部が細いというから、これはメスだろうか。

 

ヤマボウシが咲き出した。

こっちのはまだ青い。f:id:macchi105:20200510090520j:plain

白い花をいっぱいにつけた木もあった。f:id:macchi105:20200510090538j:plain

ただし、白いのは、虫を呼び寄せるため花びらに見せかけた総包片と呼ばれるもので、真ん中の球形をしているホンモノの花はまだ咲いてない。f:id:macchi105:20200510090600j:plain

ミズキの花。f:id:macchi105:20200510090618j:plain

トチノキの花がハデハデになっている。f:id:macchi105:20200510090641j:plain

しかし、いくら探しても雄しべばかりで雌しべは見当たらない。

先日見た別の木では雄しべの中に雌しべがあった。

してみると、トチノキは先に雄しべだけが伸びる 雄性先熟なのか、と思ったら、実はトチノキは雌雄混株、つまり1本の木に雄花だけのと両性花とをつけるらしい。

 

線香花火みたいなトウカエデの花。f:id:macchi105:20200510090702j:plain

こちらはチョウかガの幼虫だろうか。ゲジゲジが痛そう。先日、キビタキが食べていたのがこんな虫だった。f:id:macchi105:20200510090722j:plain

そばには、けさもいました。シャクガの幼虫。f:id:macchi105:20200510090744j:plain

柿の花のしべがようやくのびてきた。f:id:macchi105:20200510090804j:plain