日曜日朝の善福寺公園は曇り。帰ったころになって晴れてくる。
体が透き通るような緑色をした美しいクモを発見。
最初はハエトリグモの幼虫かと思ったが、よく見ると8個の目が前に集中していて、あちこちに向いている。
ワカバグモだろうか。
その名の通り若葉色で、春の今ごろから成熟し、網を張らずに葉っぱの上などで小さな虫を待ち伏せする“徘徊グモ”だ。
オスとメスを比べると、オスはメスよりもやや小型で腹部が細いというから、これはメスだろうか。
ヤマボウシが咲き出した。
こっちのはまだ青い。
白い花をいっぱいにつけた木もあった。
ただし、白いのは、虫を呼び寄せるため花びらに見せかけた総包片と呼ばれるもので、真ん中の球形をしているホンモノの花はまだ咲いてない。
ミズキの花。
トチノキの花がハデハデになっている。
しかし、いくら探しても雄しべばかりで雌しべは見当たらない。
先日見た別の木では雄しべの中に雌しべがあった。
してみると、トチノキは先に雄しべだけが伸びる 雄性先熟なのか、と思ったら、実はトチノキは雌雄混株、つまり1本の木に雄花だけのと両性花とをつけるらしい。
線香花火みたいなトウカエデの花。
こちらはチョウかガの幼虫だろうか。ゲジゲジが痛そう。先日、キビタキが食べていたのがこんな虫だった。
そばには、けさもいました。シャクガの幼虫。
柿の花のしべがようやくのびてきた。