月曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうの朝よりは少し冷えるが、歩き出すと快適。
小さな小さなカトンボのような、イトトンボのような虫が飛んでいる。
止まったところを見るとまるで十字架のような格好をしている。
ハテ何という虫だろう?
帰って調べると、「カトンボのような」「イトトンボのような」ではわからず、「十字架のような」をキーワードにしたら一発でわかった。
トリバガというガ(蛾)の仲間だった。
飛ぶときは折り畳んでいた羽が開き、羽には細かい毛が密に生えていて鳥の羽のようだというので、鳥羽蛾。鱗翅目トリバガ科(Pterophoridae)の総称で、世界に約600種、日本には約60種がいるんだそうだ。
写真で見るとブドウトリバだろうか。
幼虫の食草がブドウ科の植物なのでブドウトリバ。
それにしても、こんなガがいるとは、昆虫の世界は広い。
近くにハチに擬態したハナアブ。
左右の複眼が離れているからメスだろうか。
かわいいテントウムシ。
キクの名がつくが、キク科ではなくキンポウゲ科の植物なのでアネモネの仲間だそうだ。
キクの花が好きだった古代の人はどうしてもこの花をキクと呼びたかったのだろうか。