善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ついにツミが抱卵を始めた

木曜日朝の善福寺公園は晴れ。朝から暖かい。

3日ほど留守にしたので久しぶりの公園散歩。

 

上池では、4羽の幼鳥はもう自分でエサを獲れるようになったのか?

姿が見えない。

と思ったら、対岸で2羽が並んでとまった。

親子じゃなくて親のオスとメス、B2くんとH子のようだ。

子育てが一段落して2番子に向けて再び愛が燃え上がっているのか?

やがて2羽が別れ別れになったら、いつのまにか同じところに幼鳥がやってきていた。

 

近くに止まったのはオスのB2くんか。

4児の父となってなかなか凛々しい。

対岸に飛んで行ってエサをゲット。

クチバシで持ち替えて、H子にあげるのか、子どもにあげるか、それとも自分で食べちゃうのか、と見ていたら、ポトリとエサを落としちゃった。

 

高い木の枝にタカの仲間、ツミがとまっている。

暗くてよく分からないがオスのように見えるが・・。

さらに歩いていくと「ツミが巣を作り抱卵中なので静に見守って」という公園サービスセンターの表示。

そうか、3日前まで熱心に巣づくりしていたが、ついに産卵して子育てを始めたのか。

うーむ、喜んであげたいが、ツミのエサとなるほかの小型の鳥たちのことも心配だが・・・。

 

公園で今年初めて見るイトトンボ

オレンジ色をしている。

まだ未成熟のアオモンイトトンボのメスだろうか。

尻尾を丸め出した。

尻尾の先をおなかにくっつけて、また体を伸ばした。

早くもオスとの交尾の練習をしているのだろうか?

 

今まで見たことのないガ。

鼻のように伸びた「下唇鬚(かしんしゅ、においなどを感じる感覚器の役割を果たす)」がかなりとんがっているから、ヤガ科のアツバの仲間のクロキシタアツバのようだ。

漢字で書くと「黒黄下厚羽」。後翅が黄色くて、止まったときは前翅の灰色に隠れているが飛ぶと黄色がよくわかるという。しかし、ジッと動かないままでいた。